No.13799 あやひよ
はじめまして。とてもお忙しい中すみませんが先生の掲示板をみてとても的確な信じられる先生だと感じ相談させていただきたく書き込ませていただきました。
もともと多発性筋腫と両側チョコレート嚢腫があり、現在体外受精へステップアップし、1回目の凍結胚移植を行いました。グレードは5ABです。その前にやった子宮鏡検査ではあきらかな炎症はないが、少しポツポツと炎症所見があると言われていました。
1回目は9日目の判定日にHCG42.6で結果的に化学流産となりました。
その次に移植を続けてもいいし、心配なら子宮内フローラをしてみてもいいと言われました。のこっている凍結胚は5BBが3つです。
焦ってもだめですが、フローラ検査をすると1ヶ月以上は移植が先になってしまうことに迷いもあります。
高橋先生は検査を優先したほうがいいと感じますか?お忙しい中だとは思いますが1回目がAのつく良好胚での失敗ですごく落ち込んでしまって、数値的に着床もできていたのかも不安で、ぜひ高橋先生に伺いたいと思います
高橋敬一院長からの回答
前回は化学流産でとても残念です。流産の原因としては年齢的な要因からの、胚の染色体異常である可能性が最も高いと思います。したがって、妊娠しているのだから、直翔障害の検査であるフローラの検査は不要で、そのまま胚移植をおこなう、という理由は成り立ちます。一方、1度気になってしますと、人間は不安が強くなります。したがって、そのまま不安でいるよりも1か月胚移植を延期することはデメリットはあまりないと考えて、フローラと慢性子宮内膜炎(少し炎症がありそう)の両方の検査を同時におこなってもよいとは思います。医学的にはどちらが良いと明確には判断できず、考え方次第だと思いますよ。頑張ってくださいね。