No.13824 56491/ゆい
いつも大変お世話になっております。
2回連続で稽留流産してしまい、どちらも絨毛染色体の結果16トリソミーという染色体異常の受精卵でした。
残り保険が2回と迫っており、このまま移植することに少々不安があります。
なにかやった方がいい検査などありますでしょうか?
また疑問なのですが、顕微授精だと染色体異常になる可能性はあがるのでしょうか?
今5つ凍結していただいておりますが、かなり不安です。
ご確認宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
2回とも16トリソミーによる流産でとても残念です。ただし、胚盤胞が染色体異常であることは珍しくはありません。そして胚盤胞は、個々に染色体は異なり、2回16トリソミーであっても、残りの胚盤胞は全く別のものなのです。したがって保険が使える間は胚移植をすることは問題はありません。現在は、保険との組み合わせで着床前診断はできないので、現状ではそのまま胚移植することになります。妊娠はしているので、着床障害ではありません。保険を使い切ってしまった場合には、残りの胚盤胞の着床前診断PGT-Aをおこなうことは可能です。ただしそれを待つのもおかしいですので、今は1個1個丁寧に移植をしていきましょう。