No.13829 りさ
初めまして。他院通院中ですが、いつも掲示板拝見しており、参考にさせていただいております。
今年35歳になります。3年前に異所性妊娠となり、MTXにて治療。現在は2年不妊治療しており、体外受精及び顕微受精で良好胚3回移植しましたが、3回目以外着床せず、3回目も10日目の判定日でhcg10程度と妊娠には至りませんでした。3回目の移植後、卵管水腫の疑いがあり、両卵管切除手術を実施。今4回目の移植待ちです。3回目の移植とも良好胚1つ、SEET法実施済み。trio検査も実施しており、着床期にズレがないのは確認しております。今回の移植にあたり、胚盤胞2個を移植するか1個移植するか悩んでおります。通院している病院は保険適用内の残り回数や年齢、今まで着床してないことを理由に強く2個移植を勧めてきますが、リスクやインターネットでの情報を見ると2個移植はどうなんだろう。と思う反面、着床率が高いのであれば、と考えることもあります。
AMHが低いため、手術前に採卵しており、現在9個の良好胚を凍結中です。
現在の状況だと1個を戻すべきか2個戻すべきかご意見お伺いしたいです。
高橋敬一院長からの回答
胚盤胞1個移植が原則です。2個移植は、その周期の妊娠率は上がります(着想率は上がりません)が、2回のチャンスが1回になるので、最終的に赤ちゃんが得られる確率が上がるものではありません。したがって、医学的には原則1個づつが正しいのです。もし双子になると妊娠・出産での事故がおこる確率は5倍になるのです。2個移植のメリットは、保険の回数との兼ね合いで、保険内で妊娠することを優先した経済的な判断です。どちらを優先するかによると思います。