No. 13907

初めまして。他院での治療で悩むところがあり転院も視野に入れておりますため質問させて下さい。 ・34歳で1人目を自然妊娠、出産。ただ子どもを望んでから出来るまでに2年程要した。 ・43歳誕生日4ヶ月前より、2人目希望の為、基本的な検査(卵管造影、子宮鏡異常なし)を行いすぐ体外受精からスタート。 ・採卵1回目(42歳最後)10個取れて2個胚盤胞 ・移植1回目 ホルモン補充 4BA hCG 28.5→308.9→167.6にて化学流産 ・採卵2回目(43歳2ヶ月)17個取れて5個胚盤胞 ・移植2回目 ホルモン補充 4BB hCG反応なし ・移植3回目 自然排卵周期 4BB hCG BT7日目6.1と微弱にて化学流産 ・移植4回目 ホルモン補充 4CB hCG反応なし 残りの胚盤胞は3個(4BC、4CB 、4CC)です。 もし妊娠出来た際には、出生前診断も視野に入れていることと、妊娠率の向上が著しく大きくなる訳ではないと判断し、2個移植は避けてきました。 不育症の検査は行い異常なしで、移植に際してはアシステドハッチング、hCG注入を行い、プレドニンを飲み、ユテラも入れました。 主治医には、歳も歳なので染色体異常も多いが、あと考えられるのは着床の窓の検査くらいだと言われています。 そこで今気になっていることを質問させて下さい。 ①着床の窓検査には、ERA検査とER-peak検査がありますがどちらの方が良い(反復着床不全の人に対して妊娠・出産率向上率に大きな違い)などあるのでしょうか。後者の方が精度が高いのか後者を積極的に採用しているクリニックもあります。(ERAですと不十分なのでその結果しかない場合、ER-peakを再度受けなくてはならないクリニック等)どの程度の差があるのでしょうか。 二度手間を避けるため最初からER-peakを受けられる病院に転院し、その結果を基に残りの胚盤胞移植を検討した方が良いのかも考えています。 ②私の場合、新鮮胚移植や2段階移植などは考えてきませんでしたが、考えた方が良いのでしょうか。 先生でしたら今後どのように治療を進められるかもぜひお聞かせ願いたくお願い致します。

No.13907 シロニャンコ

初めまして。他院での治療で悩むところがあり転院も視野に入れておりますため質問させて下さい。
・34歳で1人目を自然妊娠、出産。ただ子どもを望んでから出来るまでに2年程要した。
・43歳誕生日4ヶ月前より、2人目希望の為、基本的な検査(卵管造影、子宮鏡異常なし)を行いすぐ体外受精からスタート。
・採卵1回目(42歳最後)10個取れて2個胚盤胞
・移植1回目 ホルモン補充 4BA
hCG 28.5→308.9→167.6にて化学流産
・採卵2回目(43歳2ヶ月)17個取れて5個胚盤胞
・移植2回目 ホルモン補充 4BB hCG反応なし
・移植3回目 自然排卵周期 4BB
hCG BT7日目6.1と微弱にて化学流産
・移植4回目 ホルモン補充 4CB hCG反応なし
残りの胚盤胞は3個(4BC、4CB 、4CC)です。
もし妊娠出来た際には、出生前診断も視野に入れていることと、妊娠率の向上が著しく大きくなる訳ではないと判断し、2個移植は避けてきました。
不育症の検査は行い異常なしで、移植に際してはアシステドハッチング、hCG注入を行い、プレドニンを飲み、ユテラも入れました。
主治医には、歳も歳なので染色体異常も多いが、あと考えられるのは着床の窓の検査くらいだと言われています。

そこで今気になっていることを質問させて下さい。
①着床の窓検査には、ERA検査とER-peak検査がありますがどちらの方が良い(反復着床不全の人に対して妊娠・出産率向上率に大きな違い)などあるのでしょうか。後者の方が精度が高いのか後者を積極的に採用しているクリニックもあります。(ERAですと不十分なのでその結果しかない場合、ER-peakを再度受けなくてはならないクリニック等)どの程度の差があるのでしょうか。
二度手間を避けるため最初からER-peakを受けられる病院に転院し、その結果を基に残りの胚盤胞移植を検討した方が良いのかも考えています。
②私の場合、新鮮胚移植や2段階移植などは考えてきませんでしたが、考えた方が良いのでしょうか。
先生でしたら今後どのように治療を進められるかもぜひお聞かせ願いたくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

ERA検査は信頼性が揺らいでいますが、最近新しいバージョンになったようです。したがって比較は現在は難しいと思います。ただし、妊娠しない原因は胚の染色体異常が最も重要であり、着床の窓の検査自体の意味合いはかなり少ないです。年齢的には5個中4個ぐらいが染色遺体異常胚になります。したがって着床の窓の検査よりも2段階移植や2個胚移植を考えるほうが良いかもしれません。ただし、安全性を考えるならば1個づつの胚移植を継続することになります。すべての方への正解がはっきりしてする状況ではなく、何を重要視するかにより方針が異なります。