No. 13931

高橋先生、こんにちは。 先日2025.9.19にNo.13907で初めて質問をさせていただいたシロニャンコと申します。千葉近郊に住んでいるため真剣に貴院への転院を考えており質問させて下さい。 今まで42歳最後と43歳最初で2回採卵し、4回の移植を経て(妊娠判定が出たこともあるが化学流産)、残りの胚盤胞は3個(4BC、4CB、4CC)です。基本の検査(卵管造影、子宮鏡、不育症など)は全て陰性、あとはフローラとERpeakの検査を今週行う予定です。 先生は43歳ですと5-6個の胚盤胞に1個正常胚がある位か、また妊娠しても半数以上は流産の可能性大とのことでした。AMHは3.57(42歳10ヶ月時)で、今までの平均採卵数は13.5個、胚盤胞数は3.5個です。2回共ショート法?でゴナールエフと卵子を熟成させる薬(1回目注射、2回目点鼻薬)で行い、アンタゴニスト法は試したことがありません。 ①生児を得るためにはあと何個位胚盤胞があれば確率は高いと言えるでしょうか。全てを正確に数値で表せることではないと理解しておりますが、今までの計7個の胚盤胞では確率は低く、10個以上はないと厳しいのかと。1回の採卵で3-4個胚盤胞が取れたとしてあと2回の採卵では厳しいでしょうか。また採卵するなら移植は据え置き、兎に角先に採卵した方が良いですよね。貯卵をどこまでやるか考えています。 ②方法は従来のショート法が良いのかアンタゴニスト法も試す価値があるのでしょうか。 ③他院のPGT-Aしていない胚盤胞を貴院に移管することはできるのでしょうか。もしくは残りの3個を移植してから転院してきた方が良いのでしょうか。 1ヶ月すら惜しい、兎に角時間が気になります。もっと早く動いていればと基本後悔しかありません。私は過去に出産経験があることから「妊娠する人だから」と主治医に何度も言われましたが、この歳では、問題はそこではないと感じております。どうか厳しいお言葉でも結構ですので率直にお願いいたします。よろしくお願いします。

No.13931 シロニャンコ

高橋先生、こんにちは。
先日2025.9.19にNo.13907で初めて質問をさせていただいたシロニャンコと申します。千葉近郊に住んでいるため真剣に貴院への転院を考えており質問させて下さい。
今まで42歳最後と43歳最初で2回採卵し、4回の移植を経て(妊娠判定が出たこともあるが化学流産)、残りの胚盤胞は3個(4BC、4CB、4CC)です。基本の検査(卵管造影、子宮鏡、不育症など)は全て陰性、あとはフローラとERpeakの検査を今週行う予定です。
先生は43歳ですと5-6個の胚盤胞に1個正常胚がある位か、また妊娠しても半数以上は流産の可能性大とのことでした。AMHは3.57(42歳10ヶ月時)で、今までの平均採卵数は13.5個、胚盤胞数は3.5個です。2回共ショート法?でゴナールエフと卵子を熟成させる薬(1回目注射、2回目点鼻薬)で行い、アンタゴニスト法は試したことがありません。
①生児を得るためにはあと何個位胚盤胞があれば確率は高いと言えるでしょうか。全てを正確に数値で表せることではないと理解しておりますが、今までの計7個の胚盤胞では確率は低く、10個以上はないと厳しいのかと。1回の採卵で3-4個胚盤胞が取れたとしてあと2回の採卵では厳しいでしょうか。また採卵するなら移植は据え置き、兎に角先に採卵した方が良いですよね。貯卵をどこまでやるか考えています。
②方法は従来のショート法が良いのかアンタゴニスト法も試す価値があるのでしょうか。
③他院のPGT-Aしていない胚盤胞を貴院に移管することはできるのでしょうか。もしくは残りの3個を移植してから転院してきた方が良いのでしょうか。
1ヶ月すら惜しい、兎に角時間が気になります。もっと早く動いていればと基本後悔しかありません。私は過去に出産経験があることから「妊娠する人だから」と主治医に何度も言われましたが、この歳では、問題はそこではないと感じております。どうか厳しいお言葉でも結構ですので率直にお願いいたします。よろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

年齢もありご不安なのですね。生児を得るために、年齢的には10個の胚盤胞が必要な胚の数の目安になります。ただしこれは平均的な数字であり、保証されるものではありません。今までの実績からはあと2回程度で数としては目安に達すると思います。単純に貯卵を考えるならば15個が目標と考えられます。最近は、PPOS法かアンタゴニスト法が多くなっていると思います。胚盤胞の移送は可能です。しかし今まで妊娠反応が出ていたようなので、今の施設で3個を移植するのはおかしな選択ではありません。妊娠・出産をの経験があるので、一般的には妊娠しやすいグループに入りますが、現時点で補償にはならず、年齢が最も大きな因子になります。したがってお考えのように、スピードが最も重要でしょう。AMHは3.57と年齢に対しては高く、胚盤胞ができているのは年齢に比して条件はかなり良い状態です。胚盤胞ができるならば積極的に挑戦してもよいともいますよ。もし転院をお考えならば当方はいつでも結構ですので予約を取りおいで頂けますか。