No.13966 みん
いつも先生のご回答を拝見し勉強させていただいております。ありがとうございます。長引く茶おりについて教えてください。
毎月必ず、高温期の終盤に3~4日茶おりが続き、その後本格的な生理が開始します。茶おりの期間を除くと高温期は7~8日程度、含むと10~11日程度です。月経周期は30日程度で毎月安定、基礎体温は上昇しきるのに数日かかりますが、毎月2層になっています。排卵検査薬も毎月同じあたりに陽性となります。
血液検査の値に異常はないのですが、この茶おりが改善すればということで先月・今月と、排卵後にデュファストンを飲んだのですが、飲み切る前にいつも通りの茶おりがでてしまいました。
タイミング法でなかなか妊娠しません。また、卵管造影検査の結果右卵管采あたりに造影剤がとどまっていました。
この茶おりが改善しない状況で、人工授精・体外受精にステップアップするのはよくありませんでしょうか。茶おりが出ていても高温期が10日程度あれば大丈夫なのでしょうか。
他に検討可能な検査や服薬はありますでしょうか。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでは、生理開始前の茶おりに関しては、重要ではないと考えています。排卵後に使用するデュファストンよりも、経口排卵誘発剤(レトロゾール、クロミフェン)の方が有用だと思います。右の卵管がやや怪しいですが、卵巣機能に問題がなければ、排卵誘発剤+人工授精を次のステップとしてお勧めいたします。
