No.14059 ぷるっち
現在他院で治療しております。
今まで人工受精9回、体外受精7回(うち1回はPGTA・4AA良好胚)をしましたが人工受精2回目の時の稽留流産、体外受精6回目(顕微授精・排卵後移植)の化学流産という結果になってしまいました。
子宮内フローラ検査は異常なし、CD138検査の結果は視野中31個と多かったのでビブラマイシンを処方されました(服用後の再検査は行わないとのこと)。
フローラはラクトバチルスが99%と良好でした。子宮鏡検査も異常はありませんでした。
PGTA良好胚4BBが2つ、6BBが1つ残っている状態ですが出来る検査はしている中で現在の院でどうしても結果が出ないので転院も視野に入れて考えているのですが胚盤胞の移送に伴うリスクやコストを考えるとどうなのか迷っています。
治療内容は同じでも病院によって相性の良い悪いはあるのか、見解をお聞きしたいです。
因みに今の院では完全自然周期の移植は休みの日がある関係で出来ない状況です。排卵後移植は2回行い、最後の6回目で化学流産でした。
しかしながら採卵の結果は悪くありません。採卵の仕方によってもグレード、PGTAの結果が同じでも院によって質に違いが出てくるものでしょうか?
長々とご質問恐縮ですが保険治療も終わってしまい自分達の中でベストの選択をしたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
PGT-A正常胚移植をしてもなかなかうまくいかないのでお悩みなのですね。病院による相性はあると思いますが、その中身が不明確なので、転院するのが適当かどうかも不明確です。採卵の結果が悪くないので、今の施設の技術は一定以上だと思います。現状でのアドバイスをいくつか提示してみます。
施設の方針にもよりますが、CD138の治療後の再検査をしていないようです。ビブラマイシンでの治癒率は60%程度との報告もあるので、再検査を要請してみる。フローラのラクトバチルスは、最近の報告では詳しい検査でラクトバチルスでもイナーズならば悪影響があるようなので、フローラの再検査をしてみる。胚移植の完全自然周期にはあまりこだわる必要はないと思いますよ。また、人工授精で妊娠しているのですから、体外受精治療の合間には、自然妊娠や人工授精での妊娠の可能性もあるということです。少しでも妊娠する可能性を上げるならばその手当もおこなってはいかがでしょうか。
