No.14219 うっちゃり
高橋先生
いつも質問への丁寧な回答をいただきありがとうございます。以前化学流産2回、胎嚢確認後流産1回となり、こちらの掲示板での 高橋先生の助言もあり不育症の検査をしました。
その結果、抗リン脂質体症候群による不育症の可能性が高いとの診断で、アスピリンを処方されました。
治療方針に不安があり、高橋先生の場合はどうされるのか伺いたいです。
◆問題となった項目
(APLパネルテスト)
aCL-IgG 結果:17.8 基準値:20以下
aβ2GP1-IgG 結果:41.5 基準値:10未満
(甲状腺)
抗TPO抗体 結果:4.1 基準値:3.3未満
TSH 結果:2.87 基準値:0.61-4.23
FreeT4 結果:0.93 基準値:0.75-1.45
(その他)
凝固因子活性 Xll 結果:56 基準値:60-150
◆確認させていただきたいこと
・ヘパリンの併用は検討されますでしょうか
・甲状腺関連の薬も服用した方がいいでしょうか
・これらの検査を流産1ヶ月後に検査したのですが、流産によって上記の数値が悪化した、などありますでしょうか
胎嚢確認後の流産が自分の体のせいだと責める気持ちが強く、どうかお力添えいただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
具体的な治療法に関しては、部外者が口出しをするものではありません。したがって担当医との十分な相談が最優先です。一つの考え方です。まだ臨床的流産が1回なので、ヘパリンまでの治療には判断が分かれます。ヘパリン使用は副作用もあるので、使用に慎重にするならば今回はアスピリンの使用のみで様子を見る。一方、基準を超えている重要な検査項目が3項目あるので、ヘパリンを注射する、との判断も成り立ちます。当クリニックの基準では甲状腺ホルモンは使用しません。流産によって悪化したわけではありませんが、抗体は変化します。本来は2か月あけての再検査が推奨されます。
