No. 14367

初めまして。昨年から高度不妊治療を行い、こちらの掲示板も参考にさせていただいておりました。 子宮内膜症、子宮筋腫もちです。 2月に顕微をしたところ妊娠がわかりましたが、20wで死産してしまいました。 過去に化学流産も経験してる事から不育症の検査を検討しております。 胎盤病理検査の結果も異常なしでした。 不育症検査には様々な項目がありますが、高橋先生でしたらどの項目を推奨しますか? また子宮鏡検査は必要でしょうか? 病院によって検査結果に差はあるのでしょうか 病院選びにも慎重になっております。 知識が浅く申し訳ございません。 高橋先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いします。

No.14367 りん

カテゴリ: 習慣流産・不育症

初めまして。昨年から高度不妊治療を行い、こちらの掲示板も参考にさせていただいておりました。
子宮内膜症、子宮筋腫もちです。

2月に顕微をしたところ妊娠がわかりましたが、20wで死産してしまいました。
過去に化学流産も経験してる事から不育症の検査を検討しております。
胎盤病理検査の結果も異常なしでした。

不育症検査には様々な項目がありますが、高橋先生でしたらどの項目を推奨しますか?
また子宮鏡検査は必要でしょうか?

病院によって検査結果に差はあるのでしょうか
病院選びにも慎重になっております。
知識が浅く申し訳ございません。
高橋先生のご意見をお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

20週での死産とは、とてもつらかったことと思います。過去に化学流産もあるとのことですので、不育症検査を検討されるのはよいと思います。20週での死産は、初期流産とは少し原因が異なることがあります。初期流産では胚の染色体異常が多いですが、妊娠中期以降では、胎盤、臍帯、感染、子宮形態、血栓傾向、頸管無力症なども考える必要があります。胎盤病理で異常がなかったとのことですが、それだけで原因が絞られるわけではありません。
まず基本的な不育症検査として、抗リン脂質抗体、甲状腺機能、糖代謝、凝固系検査、ネオセルフ抗体、抗核抗体などを確認します。具体液な凝固系検査では、APLパネル、Ⅻ因子、LAC、プロテインS・C、APTT、などです。特に抗リン脂質抗体は、陽性であればアスピリンやヘパリンなどの抗凝固治療につながることがあります。
また、子宮内膜症と子宮筋腫があるとのことですので、子宮の形を確認する子宮鏡検査も大切です。粘膜下筋腫や内腔変形がある場合には流産に関係することがあります。
夫婦の染色体検査は、不育症検査では基本検査になります。
一方で、免疫系の特殊検査などは施設によって考え方が異なります。施設により検査結果や解釈に差はあります。特に抗リン脂質抗体や凝固系検査は、検査方法、基準値、再検査の有無で判断が変わることがあります。1回では確定しないこともあります。
まとめますと、まずは抗リン脂質抗体を含む不育症基本検査、甲状腺・糖代謝、凝固系、子宮形態の確認をお勧めします。