No. 1478

お世話になっております。 前回妊娠に至ったときの経緯は、旅行に行くときに生理と重なってしまうためピルを処方して頂き生理を遅らせました。その後の排卵で人工受精をして妊娠することができました。それまでは他院で人工受精から顕微受精など何回もやってきましたが妊娠には至りませんでした。これはピルの効果があったのでしょうか。 今回また治療を再開しましたが生理が来てしまいました。基礎体温は高低差が0.2度程しかなく高温期は短かめです。ホルモンの状態を整えるためにもピルを用いる方法はありますか。ただ人工受精を繰り返しても受精できる気がしません… よろしくお願いします。

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カテゴリ: 治療方針

お世話になっております。
前回妊娠に至ったときの経緯は、旅行に行くときに生理と重なってしまうためピルを処方して頂き生理を遅らせました。その後の排卵で人工受精をして妊娠することができました。それまでは他院で人工受精から顕微受精など何回もやってきましたが妊娠には至りませんでした。これはピルの効果があったのでしょうか。

今回また治療を再開しましたが生理が来てしまいました。基礎体温は高低差が0.2度程しかなく高温期は短かめです。ホルモンの状態を整えるためにもピルを用いる方法はありますか。ただ人工受精を繰り返しても受精できる気がしません…

よろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

ピルも不妊治療の一環として使用しますが、ピルにより妊娠率が上がるかどうかは明確ではありません。あくまで補助的な薬です。高低差が0.2度で、高温期も短いならば、良い排卵がおきていないことを示すので、排卵誘発剤をお勧めします。クロミフェンで体調が崩れるならば、セキソビットやHMG注射を考えては如何ですか。人工授精は、排卵誘発をした上での、第2の位置づけになります。