No.1885 31436
いつもお世話になっております。
IVF、ICSI計5回が失敗に終わり、低AMH、まもなく36歳、出血量も最近少なく、今後の可能性に不安を感じる毎日です。毎度移植ができるけれど、着床なし、胚盤胞ならずの状態は、卵の質や染色体異常、タイミングが悪かったなどと理解すればよいのでしょうか。培養液を複数用いる施設もあるようで、失礼な質問かもわかりませんが、培養液の相性は関係ありますか。
高橋敬一院長からの回答
なかなか良い結果が出ずに残念です。現在の培養液は、当クリニックで最も良いと考えているものを使用しています。それを、今より劣るかもしれないものに変更する積極的な理由はありません。培養液を複数使用している施設もありますが、それは少数です。様々な考え方がありますが、複数使用すると、操作が複雑になり逆に成績が落ちる可能性もあります。また複数の培養液を使用している施設の成績がよいとの明確な根拠はありません。培養液との相性については、いくつかの報告があり、その可能性を示した報告はありますが、明確な結論ではなく、可能性のみです。また相性があったとしても、どの胚がどの培養液に相性が合うかの指針はありませんので、現時点では全く臨床的ではないのです。現時点では以下に良い胚を作るかを考えた方が良いでしょう。サンビーマーを毎日うけたり、アシストワンも試してみましょうか。次回来院時に直接ご相談致しましょう。