No. 2182

高橋先生 いつもお世話になっております。 高齢、低AMH、卵管癒着のため、とにかく急ぎたく体外受精にチャレンジしておりますが、卵管形成術も気になるようになりました。 (卵管の片側は切除しているので、片側だけです。) 体外受精を行いながら自然妊娠も視野に入れたいと考えたのですが、今の私の状況では卵管形成術を行うのはどうなのか…わかりません。 私の場合、卵管形成術は可能なのか?また、メリット、デメリット等お伺いしたいです。 ご多忙の中、大変恐縮ですが宜しくお願い致します。

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カテゴリ: 治療方針

高橋先生
いつもお世話になっております。


高齢、低AMH、卵管癒着のため、とにかく急ぎたく体外受精にチャレンジしておりますが、卵管形成術も気になるようになりました。
(卵管の片側は切除しているので、片側だけです。)
体外受精を行いながら自然妊娠も視野に入れたいと考えたのですが、今の私の状況では卵管形成術を行うのはどうなのか…わかりません。

私の場合、卵管形成術は可能なのか?また、メリット、デメリット等お伺いしたいです。

ご多忙の中、大変恐縮ですが宜しくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

残存卵管の癒着剥離術が出来るかどうかは、前回の手術時に、おなかの中を見ているので、手術をした施設に問い合わせた方が正確に判ると思います。しかし、腹腔鏡下の子宮筋腫切除術、腹腔鏡下の卵管水腫切除術と、2回受けているので、残存卵管を修復できる可能性は高くは無いと思います。また、年齢的にも手術をお勧めする状況ではありません。ただし、ご自身がご希望ならば、無意味というわけではありませんよ。メリットとしては、手術がうまくいけば妊娠が少し期待できる。デメリットは、手術自体が事故のリスクもあるという程度です。しかし、経過や年齢的には、妊娠に関しては手術のメリットはあまり高くないので、手術を受けてくれる医師がいないかもしれません。手術をご希望の場合には、紹介状は作成致しますが、実際に受けることが可能かどうかは、紹介先の先生との相談になります。