No. 2548

いつもお世話になっております。 主人と話し合うにあたり、何点か確認したい事がありメールを差し上げました。 まず、以前不育症の検査をして頂き、私に染色体の異常が発見されました。リプロダクションには関係しないとのことでしたが、この場合私は不育症の定義に当てはまるのでしょうか? また、染色体異常の場合は治療法はなく、正常な卵子が出るまで何度もチャレンジする事で、いつかは妊娠できると理解をしています。 まずこの考えは正しいでしょうか? そうであった場合、流産のリスクを少しでも減らすための着床前診断ができる条件は満たしているのでしょうか? 以上、大変お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。

No.2548 32962

カテゴリ: 習慣流産・不育症

いつもお世話になっております。

主人と話し合うにあたり、何点か確認したい事がありメールを差し上げました。

まず、以前不育症の検査をして頂き、私に染色体の異常が発見されました。リプロダクションには関係しないとのことでしたが、この場合私は不育症の定義に当てはまるのでしょうか?

また、染色体異常の場合は治療法はなく、正常な卵子が出るまで何度もチャレンジする事で、いつかは妊娠できると理解をしています。
まずこの考えは正しいでしょうか?

そうであった場合、流産のリスクを少しでも減らすための着床前診断ができる条件は満たしているのでしょうか?

以上、大変お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

2回の流産ですので、厳密には、まだ不育症・習慣流産ではありません。染色体検査の問題は、不育症の定義に入る結果ではないと判断していますし、2回の流産の原因とは考えてはいません。したがって着床診断が許可される条件は満たしておりませんし、学会としても着床前診断で、赤ちゃんが得られる可能性が、最終的に高くなるとはされてはいないのです。結論としては、着床前診断はおこなう必要はありませんよ。今は妊娠に向けて突き進むことで十分だと思います。