体外受精の前準備

43,44歳なのにせっかくの排卵をプラノバールやジュリナやルトラールで止める事が多いのはなぜですか?私は、内膜は自然に普通に厚くなる人です。2011年1月15日の移植と7月2日の移植と8月6日の移植は、ジュリナとルトラールで補充周期の移植でした。自然周期なら排卵を利用できたのでは? 8月21日生理開始で9月9日に卵胞1センチでその日9月9日から9月22日までプラノバールを飲む意味は何だったのですか?飲まなければおそらく9月16日ごろが排卵であったはずですが、その排卵は何かよくないはずの排卵だったから止めたのですか?

No.277 ID26742

カテゴリ: 体外受精・顕微授精

43,44歳なのにせっかくの排卵をプラノバールやジュリナやルトラールで止める事が多いのはなぜですか?私は、内膜は自然に普通に厚くなる人です。2011年1月15日の移植と7月2日の移植と8月6日の移植は、ジュリナとルトラールで補充周期の移植でした。自然周期なら排卵を利用できたのでは?

8月21日生理開始で9月9日に卵胞1センチでその日9月9日から9月22日までプラノバールを飲む意味は何だったのですか?飲まなければおそらく9月16日ごろが排卵であったはずですが、その排卵は何かよくないはずの排卵だったから止めたのですか?

高橋敬一院長からの回答

26742さんは、体外受精を優先するのか、自然妊娠を優先するのか、明確にする必要があると思います。体外受精の前には、しばしばピルを使用しますが、これは体外受精時の卵胞の大きさをそろえて、妊娠率の上昇を期待する方法です。自然周期も利用して、体外受精の妊娠率も上昇させる、ことは、可能ならばすべての皆さんおこなっていることだと思いますが、そう簡単にはいかないのですね。今後は、自然妊娠の利用を優先することをご希望の場合には、次回来院時にお申し出下さい。
凍結胚移植の場合には、一般論としては自然周期とホルモン補充周期のどちらがよいかは結論が出ていません。しかし、26742さんは生理が不順でしばしば排卵が遅れます。このような場合には、通常はホルモン補充が優先されることが常識です。この場合も、どうしても自然排卵を期待したいとのご希望ならばそのように致しますが、一般的にはそのような方法をおこなう医師は少ないでしょう。
8月21日生理開始での9月9日(月経20日目)のことですが、自然周期で内膜が6mm、で卵胞発育が見られず、このときも排卵遅延が認められています。そのときの医師は、このまま自然排卵を待っていても、見通しがないと判断してピルを使用して次回の体外受精に備えたと考えられます。そのときの診察は高橋ではありませんが、同じ判断をしたでしょう。質問に対しては、26742さんには毎回時間を取って、医師・看護師・技師が説明してきたつもりです。ただ、今の時点で半年前のことを気にされているのは、当クリニックの方針や説明に納得できない点があるからでしょうか?もしそうだとしたら非常に残念に思いますが、当クリニックのスタッフは十分しっかり務めてくれていると私は考えております。