No. 3181

次週期に服用する排卵誘発剤について悩んでます。貴院でセキソビット服用してAIHを2回受けましたが、毎回排卵までに時間がかかっているため、先日のAIHの際に次に生理が来てしまったら、クロミッドはどうかと勧められました。前院でクロミッドを1周期服用したことがありますが、1日1錠×5日間の服用だけで、行為の際に痛みがあり排卵期特有のおりものも減ったため、良い印象がありません。 pcosの人にはフェマーラが効く人が多いと最近知ったのですが、フェマーラを次周期から服用してAIHを受けることは可能でしょうか。 セキソビットの次に服用する排卵誘発剤はクロミッドが最適なのでしょうか。フェマーラではなく、クロミッドを勧められた理由が何かありますか? フェマーラは保険が効かず自費で高くなることは認識してます。それ以外のデメリットがあり、クロミッドをまず飲んだほうが良いのであれば教えてください。

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カテゴリ: 排卵誘発剤

次週期に服用する排卵誘発剤について悩んでます。貴院でセキソビット服用してAIHを2回受けましたが、毎回排卵までに時間がかかっているため、先日のAIHの際に次に生理が来てしまったら、クロミッドはどうかと勧められました。前院でクロミッドを1周期服用したことがありますが、1日1錠×5日間の服用だけで、行為の際に痛みがあり排卵期特有のおりものも減ったため、良い印象がありません。
pcosの人にはフェマーラが効く人が多いと最近知ったのですが、フェマーラを次周期から服用してAIHを受けることは可能でしょうか。
セキソビットの次に服用する排卵誘発剤はクロミッドが最適なのでしょうか。フェマーラではなく、クロミッドを勧められた理由が何かありますか?
フェマーラは保険が効かず自費で高くなることは認識してます。それ以外のデメリットがあり、クロミッドをまず飲んだほうが良いのであれば教えてください。

高橋敬一院長からの回答

フェマーラは、本来は乳癌の薬であり、日本では排卵誘発剤としては販売されてはいません。短期に使用する場合には、特にPCOのかたには排卵効果があるのでしばしば排卵誘発剤として使用されます。効果については様々な報告はありますが、排卵効果、妊娠率は、クロミッドとフェマーラで大きな差はありません。したがって、PCOの方に対する第一選択は世界的にもクロミッドとされています。印象としては、排卵効果はクロミッドの方が高いと思います。その他のメリットは安い事であり、マイナス面は、分泌物の低下や内膜が薄くなることがある、ことです。フェマーラの良い点は、クロミッドとは逆に、子宮内膜が薄くなったり、粘液が少なくなる副作用がほとんどありませんが、高価です。ご希望ならばフェマーラを使用することは可能ですよ。次回来院時に直接ご相談頂けますか。