No. 3568

卵管造影検査で左卵管水腫がみつかりました。 特に処置をせずIVFを2度し、1度目はHCG数値が低すぎ、 2度目は妊娠判定をもらったのですが、その後胎嚢確認ができずHCGは660。 子宮外着床か子宮内でも出産の可能性は0%と言われました。 卵管水腫が原因の可能性はありますか? 年齢が40歳になったため、卵管水腫の処置を優先すべきかIVFを重ねるべきか。 超音波では水腫は見えませんでした。 ご意見いただけますでしょうか。

No.3568 echo

カテゴリ: 体外受精・顕微授精

卵管造影検査で左卵管水腫がみつかりました。
特に処置をせずIVFを2度し、1度目はHCG数値が低すぎ、
2度目は妊娠判定をもらったのですが、その後胎嚢確認ができずHCGは660。
子宮外着床か子宮内でも出産の可能性は0%と言われました。

卵管水腫が原因の可能性はありますか?
年齢が40歳になったため、卵管水腫の処置を優先すべきかIVFを重ねるべきか。
超音波では水腫は見えませんでした。

ご意見いただけますでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

超音波検査でわかるような卵管水腫は重症であり、体外受精の妊娠率は1/2~1/3に低下し、流産率は2倍に上昇します。対策としては、採卵時に一緒に水腫を吸引する一時的な対処法がありますが、それをおこなってもうまくいかないときには、卵管水腫を手術で処置する方法があります。現時点では超音波検査では見えないようなので、まずはもう少し今の体外受精を継続してもよいと思いますよ。