No.3662 JINEKO
12月20日のジネコセミナーにて控え室へ最初に質問をさせていただいたものです。先日はありがとうございました。
その時の質問内容は「3年前に卵巣嚢腫(チョコ)の腹腔鏡手術を行い、AIHを行い5回目で妊娠、2014年11月に出産、二人目も不妊治療をしたほうがよいのかという質問で、回答としてはAMHを測ってその結果で考えたら?と高橋先生のご回答でした。
その後、12月28日にAMHを測定しに病院へいき、本日郵送で結果がきたところ2.09という結果でした。
私の年齢は32です。
質問としては
(1)今後タイミングを5−6回とってからAIHに進んだほうがよいのでしょうか?それともすぐにAIHからはじめたほうがよいのでしょうか?
(2)2.09という数字は何歳くらいに相当するのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答をよろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
AMHが2.09という値は、40歳相当の卵巣年齢です。したがって、不妊症の検査や治療は急ぐことをお勧め致します。チョコレート嚢腫の手術の経験があるので、不妊症の原因としては卵管因子と考えられます。したがって、検査として重要なのは卵管造影検査であり、治療法として重要なのは、AIHではなく、HMG注射などによる強めの排卵誘発剤の使用となります。もちろん、精子の状態があまり良くない場合にはAIHも併用する必要があります。