No.3710 36790
高橋先生
私の年齢の為、シアトルでは初めから私の卵子は問題外とされてしまい、自分なりに納得とチャレンジの為に、現在、先生にお世話になっています。
以下、夫の質問になります。
Thank you for your service. I hope that you are well.
生殖のプロセスが卵巣のホルモンの刺激を含むことが私達の理解であったので2、3の質問をします。
最初のIVFにおいて、ホルモン刺激が含まれなかったということに驚きましたが、それは自然卵子の品質を評価するということだったのでしょうか。
ホルモン刺激薬剤を使用しないのは、副作用のリスクのためでしょうか。
彼女の年齢での卵巣刺激は、OHSSの危険と子供の先天性欠損症のチャンスを増やしますか?
生児出生の低い可能性を考慮して、OHSSの危険性は、
ホルモン刺激の利益より上回りますか?
Thank you in advance for your consideration of these questions.
私と致しましては
先生に、2度程、自然卵子を使いIVFをして頂きましたので、次回、再度自然卵子を使用しても、結果は変わらないのでは?と思っております。アメリカでは、何も試す前から、ただ年齢で相手にもしてもらえず自分の卵子は使えないと言われました。どのような方法においても可能性が低いのであれば、次回は、自然卵子ではなく、後々、自分でも納得できるように、ホルモン刺激剤を使用して頂きたく希望致します。
寒い時節ですのでお体ご自愛下さい
どうぞ宜しくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
AMH<0.1であり、すでに残されている卵子が少ないため、HMG注射などをおこなっても卵子ができにくい状態なのです。したがってAMH<0.1の方には、多くの場合、自然周期か内服薬によるマイルド法しか残されてない状況なのです。このような場合には、どれほどHMG注射をしても、OHSSにはなりません。HMG注射をしても1~2個しかできな可能性が高いのです。そのような場合には、自然周期か内服薬での1~2個と採卵数は変わらないのです。しかし、まれにHMG注射を強力にすると2~3個とれる事もあり得ますので、強いご希望があればHMG注射をすることは可能ですよ。ただし、繰り返しになりますが、今の卵巣の状態は、HMG注射をしても採卵数が増える可能性が高い状態ではないのです。ご希望の場合には次回来院時にまたご要望下さい。