No. 3819

お世話になっております。 これまでに前医を含めて多数の移植をおこなってきましたが、なかなか結果が出ず悩んでおります。 これまでの移植を振り返ってみると、胚盤胞のみの移植では結果が出ておらず、着床したときはすべて初期胚がある時です。 胚盤胞の移植のタイミングが合っていないのでは、、と考えているのですが、「着床の窓」について、どのように考えられますか? 残る凍結胚は胚盤胞のみですので、通常の排卵から5日目の移植を、その前後どちらかの日に変えて移植してみたいのですが、いかがでしょうか? そのような場合まずは前と後どちらにしてみたほうが良いですか?

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カテゴリ: 凍結胚移植

お世話になっております。
これまでに前医を含めて多数の移植をおこなってきましたが、なかなか結果が出ず悩んでおります。
これまでの移植を振り返ってみると、胚盤胞のみの移植では結果が出ておらず、着床したときはすべて初期胚がある時です。
胚盤胞の移植のタイミングが合っていないのでは、、と考えているのですが、「着床の窓」について、どのように考えられますか?

残る凍結胚は胚盤胞のみですので、通常の排卵から5日目の移植を、その前後どちらかの日に変えて移植してみたいのですが、いかがでしょうか?

そのような場合まずは前と後どちらにしてみたほうが良いですか?

高橋敬一院長からの回答

胚盤胞凍結は、排卵後、遅いよりもやや早めが良く、4~5日目が良いでしょう。変更するならば前に変更した方がよいとされます。「着床の窓」については、以前はかなり議論されましたが、結局のところ、人間ではそもそも「着床の窓」が存在するかどうかも明確になっておりません。一方、臨床的には排卵後4~5日頃が最も着床率が高いことはすでに一般的にわかっているので、世界的にもその時期に胚移植されているのです。なかなか良い結果が出ていませんが、実際に妊娠はされているので、妊娠できる状態であることは証明されています。流産については、胚の染色体が最も関係しており、これはかなり偶然的な確率が高いのです。今後の対策は直接ご相談においで頂けますか。