No. 3958

高橋院長 お世話になっております。 1月の糖負荷検査で、2時間の血糖値が152でメトホルミンを処方していただいています。糖尿病になるのを心配し、糖尿病の専門医先生にみてもらい、空腹血糖値、肝臓腎臓機能などの血液検査も受けました。その先生はこう言いました。今回の血液検査項目は問題なく、境界型で、内科の視点からメトホルミンは飲まなく、まず食事療法と運動療法で改善してみます。婦人科の先生は別の考えで処方したかもしれません、例えばPCO、それは婦人科の先生と相談して、血糖が高いから妊娠しにくいことはないが、妊娠後血糖が高くなります。 高橋先生、私はPCOではなく、メトホルミンはどうすればいいですか?不妊治療にはどんなような作用がありますか。 よろしくお願いいたします。

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カテゴリ: その他

高橋院長
お世話になっております。
1月の糖負荷検査で、2時間の血糖値が152でメトホルミンを処方していただいています。糖尿病になるのを心配し、糖尿病の専門医先生にみてもらい、空腹血糖値、肝臓腎臓機能などの血液検査も受けました。その先生はこう言いました。今回の血液検査項目は問題なく、境界型で、内科の視点からメトホルミンは飲まなく、まず食事療法と運動療法で改善してみます。婦人科の先生は別の考えで処方したかもしれません、例えばPCO、それは婦人科の先生と相談して、血糖が高いから妊娠しにくいことはないが、妊娠後血糖が高くなります。
高橋先生、私はPCOではなく、メトホルミンはどうすればいいですか?不妊治療にはどんなような作用がありますか。
よろしくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

糖尿病の治療としては、もちろん食事療法、減量が優先です。したがって当クリニックでも栄養相談をおこなっております。不妊治療、妊娠経過では、一般的な糖尿病の治療基準よりも厳しく管理されます。したがって今回、不妊治療を急ぐので、減量とメトホルミンも使用しております。絶対に必要というものではないので、減量をしっかりおこなっていけるならば、メトホルミンをいったん中止することも可能だと思います。ただし、もし今のままで妊娠すると、妊娠するとより高血糖になり、インスリン注射をする可能性がかなり高いと思います。いずれにしても減量を最優先にして頂く必要があります。