No. 4263

かかりつけ医院の治療方針に疑問があり、貴院への転院を考えております。 36〜37歳で3人目を4回妊娠しましたが、すべて流産し、検査値に異常のない不育症であると診断され、カウフマン療法(月に2回の注射と説明)を3ヶ月間行い、子宮機能の回復を待つと説明を受け、生理開始から10日目ににペラニンデポー筋注しました。そしてその7日後にペラニンデポーとプロゲデポーを筋注しました。その際の医師の説明では、生理開始5日目から排卵させるためにクロミッドを服用開始するとのことでした。 4回目の流産直後の直近1ヶ月の基礎体温では高温期が見られない状態ではありますが、これまでの経過から排卵はあるのではないかと考えてしまいます。それでもクロミッドの服用は治療上必要なものなのでしょうか? さらに医師の代理で説明してくれた看護師には、今後は注射はせず、毎月のクロミッドの服用に変わっていくと言われました。この治療方法で、子宮機能の改善は見られるのもでしょうか? 貴院受診前に、クロミッド服用の時期が来てしまうので、服用の必要性と、検査異常のない不育症の一般的な治療方法についてご意見をいただけたらと思います。 どうぞ、よろしくお願い致します。

No.4263 きょん

カテゴリ: 習慣流産・不育症

かかりつけ医院の治療方針に疑問があり、貴院への転院を考えております。
36〜37歳で3人目を4回妊娠しましたが、すべて流産し、検査値に異常のない不育症であると診断され、カウフマン療法(月に2回の注射と説明)を3ヶ月間行い、子宮機能の回復を待つと説明を受け、生理開始から10日目ににペラニンデポー筋注しました。そしてその7日後にペラニンデポーとプロゲデポーを筋注しました。その際の医師の説明では、生理開始5日目から排卵させるためにクロミッドを服用開始するとのことでした。
4回目の流産直後の直近1ヶ月の基礎体温では高温期が見られない状態ではありますが、これまでの経過から排卵はあるのではないかと考えてしまいます。それでもクロミッドの服用は治療上必要なものなのでしょうか?
さらに医師の代理で説明してくれた看護師には、今後は注射はせず、毎月のクロミッドの服用に変わっていくと言われました。この治療方法で、子宮機能の改善は見られるのもでしょうか?
貴院受診前に、クロミッド服用の時期が来てしまうので、服用の必要性と、検査異常のない不育症の一般的な治療方法についてご意見をいただけたらと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

詳しいことがわからないので、一般論になります。不育症の検査は、染色体分析、血液凝固能、子宮内の癒着や筋腫などの検査になります。まずはそれらの検査がすべておこなわれているかどうかを確認する必要があるでしょう。クロミッドの目的は、流産予防ではなく、妊娠を早める目的になります。妊娠を早めることが目的ならば、クロミッドは服用しても良いと思いますよ。