No.480 りゅう
お世話になっております。
最近、SEET法と言うのが妊娠の確率を上げると聞きました。
先生の病院ではやってないとの事ですが、今後取り入れる予定はありますか?
移植の時、プラス一万円で 確率を上げる培養液みたいなのがありますが、それがSEET法と似たものなのでしょうか?
排卵誘発を薬でした場合、排卵してしまう可能性を防ぐ為にアンタゴニスト法と言うのは使えないのでしょうか?
お返事お待ちしています。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでは、SEET法での効果が明確ではないので、現在はおこなっておりません。移植の時の1万円の培養液は、接着作用があるとされる培養液であり、SEET法とは異なります。凍結胚移植の妊娠率を上げる方法として、アシステッッドハッチングや、接着作用のある培養液、内膜擦過法、2段階移植、などがあります。SEET法も単にその中の一つなのです。したがって各施設の考え方によるのです。排卵を防ぐために、アンタゴニストを使用することは当クリニックでもおこなっておりますよ。セトロタイドやガニレストがアンタゴニストですが、ご希望ならばこの方法も使用可能です。