体外受精での着床障害

体外受精を2回行いましたが陰性です。年齢的なこともあり、 着床障害ではないか?と自分で思うようになりました。着床障害は気軽に調べる事はできないのでしょうか?卵の質も良かったのですがいつも陰性、次回3回目です。筋腫があると医師に言われましたが妊娠には問題がないところにあるし大丈夫と言われていますが筋腫も問題ありますか?何度も体外受精しても陰性なので着床の問題なのな?と思うのですが・・・。 高橋先生にお聞きしたく思い掲示板を使わせていただきました。

No.511 こう

カテゴリ: 体外受精・顕微授精

体外受精を2回行いましたが陰性です。年齢的なこともあり、
着床障害ではないか?と自分で思うようになりました。着床障害は気軽に調べる事はできないのでしょうか?卵の質も良かったのですがいつも陰性、次回3回目です。筋腫があると医師に言われましたが妊娠には問題がないところにあるし大丈夫と言われていますが筋腫も問題ありますか?何度も体外受精しても陰性なので着床の問題なのな?と思うのですが・・・。
高橋先生にお聞きしたく思い掲示板を使わせていただきました。

高橋敬一院長からの回答

体外受精での着床障害については皆さん気になるようです。しかし、着床障害の検査方法としては、子宮鏡や超音波検査で、子宮内に子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫、受賞の卵管水腫などがあるかどうかの、物理的な検査になります。子宮内膜の機能的な着床障害の名買うな検査方法はありません。実際には、着床しない原因は、子宮側よりも胚(特に染色体異常)にあるのです。粘膜下筋腫は着床障害の原因になりますが、筋層内筋腫でも5cmを超える場合には妊娠率が低下するとの報告もあります。胚側の問題については明確な対策はありませんが、全胚凍結での自然周期胚移植、アシステッドハッチング、エンブリオグルの使用、内膜擦過法、胚盤胞移植、2段階胚移植、ビタミンCの使用、などが試される事があります。参考になれば幸いです。