No. 5362

黄体ホルモン補充薬のルトラールとデュファストンは、どちらも同じような効能と聞きますが、作用のアプローチ方法・メリットデメリット・強さ・体内に残る期間など、具体的な違いを教えてください。 またhcg注射は悪影響が体内に蓄積するため良くないという話を聞き、人工授精に踏み切れずにいます。上記のような内服薬も同様に、次周期以降の卵子の質を下げてしまうのでしょうか。 また排卵誘発剤や黄体補充薬を使用した場合、2周期ほど使用しない期間を挟めば、これらの薬は完全に体から抜けて副作用も回復し、元の状態に戻るものなのでしょうか?それとも一度使い始めると、そのダメージは体内に長く残ってしまうのでしょうか。

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カテゴリ: 排卵誘発剤 体外受精・顕微授精 人工授精

黄体ホルモン補充薬のルトラールとデュファストンは、どちらも同じような効能と聞きますが、作用のアプローチ方法・メリットデメリット・強さ・体内に残る期間など、具体的な違いを教えてください。
またhcg注射は悪影響が体内に蓄積するため良くないという話を聞き、人工授精に踏み切れずにいます。上記のような内服薬も同様に、次周期以降の卵子の質を下げてしまうのでしょうか。
また排卵誘発剤や黄体補充薬を使用した場合、2周期ほど使用しない期間を挟めば、これらの薬は完全に体から抜けて副作用も回復し、元の状態に戻るものなのでしょうか?それとも一度使い始めると、そのダメージは体内に長く残ってしまうのでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

ルトラールの方が、デュファストンよりも強い黄体ホルモンです。それを好んで使用する場合と、自然に近いデュファストンを好む場合があります。HCG注射を使用する方が、タイミングを合わせやすく、早期に妊娠することを目指すならば、使用しても良いと思いますよ。そもそも副作用が強いものではなく、妊娠率が上がるので使用している薬剤です。あまり副作用にこだわりすぎると、不妊治療自体の目的からおこなわれている治療を受けにくくなってしまうのではないでしょうか。