No.5586 カナ
髙橋先生
初めて問い合わせをさせていただきます。
現在、海外在住で不妊治療を受けております。当方42歳で、人工授精1回、体外受精(移植1回)1回受けましたが妊娠には至っておらず、一時帰国し、髙橋先生のクリニックで体外受精をトライしたいと考えております。
仕事の都合上、長期休暇の取得が難しいため、治療が滞りなく進むよう初診〜採卵までのスケジュールを事前に確認させて頂きたくお問い合わせさせて頂きました。
生理の3日前までに初診を受け、その際にこれまでの検査結果、今後の治療法などのお話を伺い、生理3日以降排卵誘発剤投与、採卵の流れで、おおよそ3週間〜1ヶ月で採卵まで完了するという理解でよろしいでしょうか?
ロング法が最適となった場合は前周期から点鼻薬が必要のようなのですが、どの排卵誘発法でいくかというのは初診時に決まるのでしょうか?
また、凍結できない胚は子宮の状態が良ければ採卵と同一周期で新鮮胚として移植するという話を聞いたことがありますが、このようなことを考慮に入れておいた方がいいのでしょうか?
採卵・受精の経過を見ないと分からないことではありますが、希望は受精卵は全て凍結して頂き、移植の際(採卵から2〜3ヶ月後)には仕事を辞め帰国する予定でおります。
帰国前までこちらであと数回人工授精をトライしたいと思っています。こちらではクロミッド、もしくはピュレゴン等を使用した刺激法での人工授精があります。刺激法の場合、1〜2ヶ月は期間をあけた方がいいと思いますので、クロミッドを使用した人工授精を考えています。クロミッドを使用した人工授精は帰国直前までトライしても問題ありませんか?万全な状態で採卵に臨みたいので、子宮を休ませるためにクロミッドも使用しない方がいい、もしくは最低でも採卵まで○ヶ月(○周期)あけた方がいいなどのアドバイスを頂けましたら幸いです。
長文となり申し訳ございません。どうぞ宜しくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
短期間での体外受精ですので、準備をしっかりとしておくが必要です。AMH、子宮鏡検査、感染症、はそちらで受けておいて下さい。1ヶ月の期間ですので、採卵周期に胚移植することになります。卵子が多く取れた場合には、全胚凍結もあり得ます。ロング法かどうかは、事前のAMHの結果にもよるでしょう。HMG注射後は最低2ヶ月は体外受精まであける必要があります。クロミッド程度は大きな影響はないでしょう。診察をご希望の際には、前もってご相談のご連絡を頂けますか。