No. 5823

はじめまして。お忙しいところ申し訳ないのですが質問失礼します。 年齢が30歳。チョコレート嚢胞が左5センチ右3センチにあります。 六ヶ月間卵胞チェックをしてもらいタイミングをはかっておりましたが、授かれず、総合病院の婦人科から腹腔鏡手術を進められ悩んでいた時、友人からの紹介で内膜症を専門としているクリニックに相談に行きました。 そちらではディナゲストで半年様子を見てから手術という段取りでも遅くないと言われ内膜症の治療をすることにしました。 現在飲みはじめてから三ヶ月が過ぎました。 半年ディナゲストを飲み終えたら妊活をまた再開する予定でありますが今の時点で検査や出来ることをしておきたいのですがどのようなことがありますでしょうか。

No.5823 5823 てんとうむし

カテゴリ: 子宮内膜症 治療方針

はじめまして。お忙しいところ申し訳ないのですが質問失礼します。

年齢が30歳。チョコレート嚢胞が左5センチ右3センチにあります。
六ヶ月間卵胞チェックをしてもらいタイミングをはかっておりましたが、授かれず、総合病院の婦人科から腹腔鏡手術を進められ悩んでいた時、友人からの紹介で内膜症を専門としているクリニックに相談に行きました。
そちらではディナゲストで半年様子を見てから手術という段取りでも遅くないと言われ内膜症の治療をすることにしました。
現在飲みはじめてから三ヶ月が過ぎました。
半年ディナゲストを飲み終えたら妊活をまた再開する予定でありますが今の時点で検査や出来ることをしておきたいのですがどのようなことがありますでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

両側のチョコレート嚢腫があるので、判断はかなり難しく、様々な考え方があります。今までの2つの手段も選択肢として間違っているものではありません。一方、両側のチョコレート嚢腫の手術には、手術をすることで卵巣の機能が極端に低下する可能性もあり、注意が必要です。他の一つの考え方として、ディナゲストを使用している最中に、チョコレート嚢腫があまり小さくならければ、チョコレート嚢腫を穿刺して小さくする手段もあります。目的は、腹腔鏡手術をできるだけ避けることが目的です。ディナゲスト終了後は、チョコレート嚢腫が再発・悪化する可能性が高いので、すぐにHMG注射などの排卵誘発+人工授精などを積極的におこなう。その後妊娠しなければ、体外受精も早めに導入する。などという方針もあり得ます。チョコレート嚢腫、子宮内膜症は、「手術や薬で治す」ことは困難です。再発すること前提に考えると、卵巣機能をできるだけ低下しないようにして不妊治療を進める、との方針もあり得るのですね。