No. 5856

いつもお世話になっております。 現在、慢性子宮内膜炎・子宮内フローラの治療中です。 気になった点を質問させて下さい。 ①卵管造影は初診時の平成28年11月、子宮鏡は2回目を平成29年10月に検査を行いました。卵管造影検査は前回から1年以上開いてますが着床障害検査として再度必要でしょうか。 ②子宮鏡検査は2回検査して頂いており二回とも小さなポリープがありその場で取って頂いておりますが、胚移植再開前に再度見て頂いた方が良いでしょうか。 ③着床出来ない原因は胚の染色体異常が最も多いということは認識していますが、ラクトバチルス率がかなり低いく、ネット上でもラクトバチルス率改善についての情報も少ない為、今後改善出来るのか不安があります。 更なる改善が必要な場合、さらに乳酸菌の膣錠を使用するなど貴院ではどういった治療になりますか。 お忙しいところ恐縮ですがご回答の程宜しくお願いします。

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カテゴリ: 着床障害 卵管造影検査

いつもお世話になっております。
現在、慢性子宮内膜炎・子宮内フローラの治療中です。
気になった点を質問させて下さい。
①卵管造影は初診時の平成28年11月、子宮鏡は2回目を平成29年10月に検査を行いました。卵管造影検査は前回から1年以上開いてますが着床障害検査として再度必要でしょうか。
②子宮鏡検査は2回検査して頂いており二回とも小さなポリープがありその場で取って頂いておりますが、胚移植再開前に再度見て頂いた方が良いでしょうか。
③着床出来ない原因は胚の染色体異常が最も多いということは認識していますが、ラクトバチルス率がかなり低いく、ネット上でもラクトバチルス率改善についての情報も少ない為、今後改善出来るのか不安があります。
更なる改善が必要な場合、さらに乳酸菌の膣錠を使用するなど貴院ではどういった治療になりますか。
お忙しいところ恐縮ですがご回答の程宜しくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

今回の着床障害の検査に関連しては、卵管造影検査は必要ではありません。しかし、今後も自然妊娠の可能性はありますので、その観点からの再検査はしておいて良いと思います。半年前に子宮鏡はしており、大きな変化はないので、現時点での再検査の必要性は低いと思います。ラクトバチルスが少ない場合には、それ以外の細菌を少なくするために抗生剤を使用して、そのご、乳酸菌製剤を使用しています。膣内への投与も可能ですが、使用方法に関してはまだ明確な方法が確立していません。当クリニックではまずは経口投与をおこなっています。今後、データが増えてくれば、乳酸菌製剤の使用方法も明確になってくると思います。