No. 66

11/12に採卵し本日そのうち5個無事受精出来たと聞き嬉しく思います。 胚培養士さんと相談しまた主人とも話し合い、胚盤胞移植をお願いすることにしました。 採卵後、2~3日目の通常移植ではなく、胚盤胞移植にすることに何かデメリットはありますか? お忙しいところ恐縮ですがご教示願います。

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カテゴリ: 体外受精・顕微授精

11/12に採卵し本日そのうち5個無事受精出来たと聞き嬉しく思います。 胚培養士さんと相談しまた主人とも話し合い、胚盤胞移植をお願いすることにしました。 採卵後、2~3日目の通常移植ではなく、胚盤胞移植にすることに何かデメリットはありますか? お忙しいところ恐縮ですがご教示願います。

高橋敬一院長からの回答

胚盤胞移植には、1個戻して高い妊娠率が期待できるので、多胎防止のメリットはあります。一方、胚盤胞になるのは、受精卵の半分以下なので、胚盤胞が得られず、キャンセルになる可能性が高くなります。体外培養は理想的な状態ではないのですから、もし初期胚で移植していたならば妊娠した可能性がある胚が、体外培養したために途中で分割がストップする可能性もあるのです。したがって、胚盤胞移植を全員におこなっても、全員の妊娠率が上昇するわけではないとされ、全世界的にもすべて胚盤胞移植がおこなわれているのではないのです。一方、初期胚移植で妊娠しない方は、子宮内の状態が悪い可能性もあり、その場合には胚盤胞移植が有効である可能性があるのです。