No. 6720

先日卵管造影検査を受け、子宮の癒着、右側の卵管が通っていないと診断していただいたものです。癒着が認められた場合、一般的には癒着剥離の手術から始まると伺いましたが、私の場合かなりの癒着があり、手術した場合穿孔のリスクが高まるとも伺いました。そこで質問です。手術せず、仮に今の子宮内膜の面積で妊娠できたとしたら、どのようなリスクがあるのでしょうか。また正常に子供が育つ事は出来るのでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますが、ご教授のほど宜しくお願い致します。

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カテゴリ: 着床障害

先日卵管造影検査を受け、子宮の癒着、右側の卵管が通っていないと診断していただいたものです。癒着が認められた場合、一般的には癒着剥離の手術から始まると伺いましたが、私の場合かなりの癒着があり、手術した場合穿孔のリスクが高まるとも伺いました。そこで質問です。手術せず、仮に今の子宮内膜の面積で妊娠できたとしたら、どのようなリスクがあるのでしょうか。また正常に子供が育つ事は出来るのでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますが、ご教授のほど宜しくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

子宮内腔にかなりの範囲で癒着が認められました。しかし、前回の処置で以前よりははがれた可能性もあるので、残存している状態を正確に判断するには、再度子宮鏡をするなどしての再評価が必要です。前回の状態では、手術は比較的難しい部類に入ります。したがって、子宮に穴があく可能性も、20%程度あると推測しています。もし今の状態で妊娠されたならば、今の状態が妊娠できる程度のものだったということなので、正常に育つ可能性もあると思います。ただし、通常よりは流産のリスクは高くなると思います。妊娠された場合には、実際はおこなえる事はなく、そのまま経過を見ることになると思います。