No.6723 38121
高瀬先生、本日も診察ありがとうございました。
不育症の検査について質問です。
反復着床障害の検査をご提案頂きましたが、私の場合、着床し胎嚢確認できているものの、その後の成長がなく流産となっています。このような場合も着床障害検査を、する意義はありますでしょうか。また不育症検査はこれらの他にもあるのでしょうか。
本日の診察で排卵は1週間近く先であることを伺い生理がいつ来るかもわからない状態ですので生理が来た時点で移植か検査か選択できる方をやりたいと思います。その際はまた宜しくお願い申し上げます。
排卵まであと1週間少しあると伺いました。今周期で人工授精はできますでしょうか。高齢なので可能性は低くてもできることは積極的にやりたいと思います。
また、可能の場合は次回の受診はいつになりますでしょうか。
宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
慢性子宮内膜炎と子宮内フローラは、本来は着床障害の原因検査としておこなわれています。しかし、最近では、流産の原因もなるとの報告もあり、当クリニックでは、今後は、習慣流産・不育症の方にはもおこなう事を勧めているところです。実際には流産の原因は、年齢が最も大きな要因です。本来ならば着床前診断で、胚の染色体を調べたいのですが、それがまだおこなえない状況なので、それ以外の可能性も考えての不育症の検査であり、着床障害の検査でもあるのです。したがって実際にはこれをおこなうかどうかはまた直接ご相談致しましょう。卵胞がしっかりと発育していれば、人工授精も可能ですよ。