No. 6818

不育症の検査で第12因子が33%でした。 かなり低いのですがバイアスピリンに加えてへパリン注射も行った方がいいでしょうか?こんなに低くても大丈夫なのでしょうか?

No.6818 るる

カテゴリ: 習慣流産・不育症

不育症の検査で第12因子が33%でした。
かなり低いのですがバイアスピリンに加えてへパリン注射も行った方がいいでしょうか?こんなに低くても大丈夫なのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

流産回数が記載されていないので、一般的なお話になります。血液凝固能も検査値はばらつきます。1回の検査で断定するのではなく、再検査をまず受けてみて下さい。その上で、同じように33%と明確に低いならば、バイアスピリンを使用するとはしばしばあります。他の抗リン脂質抗体などが陰性ならば、Ⅻ因子単独で低下の場合、本当にこれがりゅう座の原因かどうか自体にも議論がルところなのです。バイアスピリンは大きな副作用がないので、しばしば用いられます。ヘパリン注射は、かなり大変ですし、副作用もあり得ます。したがって、ヘパリンを使用するとは、Ⅻ因子以外の要素もないと使いにくい状況だと思います。ただし、詳細がわからないのですが、後は担当医との相談で、考え方として積極的におこなっていく方針ならば使用することもあると思います。