No. 7298

大変お世話になっております。 先日『No7262』にてご質問させて頂いた者です。お忙しい中ご回答頂きありがとうございます。貴院にて診察頂けるとのこと、一歩前進した気持ちで安心いたしました。早速9/3に予約を取らせて頂きました。ありがとうございます。 お忙しいところ大変恐縮ですが、ご質問させてください。 PCOSの為、前院ではHOMA-R検査を行い、正常値でした。しかし、数年前に大学病院にて恐らくグルコースクランプ検査だと思う検査にて、インスリン抵抗性があるというような診断を受けた記憶があります。流産に至った妊娠中、つわりで果物を中心とした食生活となってしまっていたこともあり、血糖の影響があったのではないかと不安に感じております。 ●インスリン抵抗性があった場合、妊娠中期の子宮内胎児死亡に影響は考えられますでしょうか。 ●貴院でのグルコースクランプ検査等は可能でしょうか。 今回の子宮内胎児死亡を経験したことで、次回の妊娠に向け兎に角不安の少ない状態で治療に臨みたく、可能な検査や考えられる要因は出来る限り調べたいと思っております。お忙しいところ大変申し訳ありませんが、ご回答頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。

No.7298 Beko

カテゴリ: PCO 多嚢胞性卵巣 流産

大変お世話になっております。
先日『No7262』にてご質問させて頂いた者です。お忙しい中ご回答頂きありがとうございます。貴院にて診察頂けるとのこと、一歩前進した気持ちで安心いたしました。早速9/3に予約を取らせて頂きました。ありがとうございます。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご質問させてください。

PCOSの為、前院ではHOMA-R検査を行い、正常値でした。しかし、数年前に大学病院にて恐らくグルコースクランプ検査だと思う検査にて、インスリン抵抗性があるというような診断を受けた記憶があります。流産に至った妊娠中、つわりで果物を中心とした食生活となってしまっていたこともあり、血糖の影響があったのではないかと不安に感じております。

●インスリン抵抗性があった場合、妊娠中期の子宮内胎児死亡に影響は考えられますでしょうか。

●貴院でのグルコースクランプ検査等は可能でしょうか。

今回の子宮内胎児死亡を経験したことで、次回の妊娠に向け兎に角不安の少ない状態で治療に臨みたく、可能な検査や考えられる要因は出来る限り調べたいと思っております。お忙しいところ大変申し訳ありませんが、ご回答頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

PCO,インスリン抵抗性があると確かに流産の確率は上昇するとされます。しかし、今回の流産の原因かどうかの断定はできません。他にも可能性があるので、検査は血糖検査のみではなく、他の可能性の検査も同時にする方が良いでしょう。当クリニックではクランプテストはしていませんが、75gGTTという糖負荷検査をおこなっておりますが、こちらの検査の方が一般的です。検査結果によりますが、メトホルミンなどの糖代謝改善薬を使用すると、流産率は低下するとの報告も多数ありますので、必要に応じ低使用してみては如何でしょうか。