体外受精の妊娠率

先日検査を受け、AMH1.00、FSH11.45で体外受精を勧められましたが迷っています。 体外受精をする場合、しない場合では妊娠率にどれぐらいの差があるものでしょうか。 また、体外受精をする場合には排卵誘発はどの方法がよいか、しない場合には何か治療法(服薬など)はあるのかを教えていただけますか。 妊娠率にあまり差がないようであれば、漢方だけ試してみようかとも考えていますが・・・。 ちなみに年齢は33才、二年前に一人出産しています。(子宮卵管造影検査2回、流産3回を経て、ヘパリンアスピリン療法にて出産。不育症については他院で検査済、アスピリンを処方されています。)

No.738 17012

カテゴリ: 体外受精・顕微授精

先日検査を受け、AMH1.00、FSH11.45で体外受精を勧められましたが迷っています。
体外受精をする場合、しない場合では妊娠率にどれぐらいの差があるものでしょうか。
また、体外受精をする場合には排卵誘発はどの方法がよいか、しない場合には何か治療法(服薬など)はあるのかを教えていただけますか。
妊娠率にあまり差がないようであれば、漢方だけ試してみようかとも考えていますが・・・。

ちなみに年齢は33才、二年前に一人出産しています。(子宮卵管造影検査2回、流産3回を経て、ヘパリンアスピリン療法にて出産。不育症については他院で検査済、アスピリンを処方されています。)

高橋敬一院長からの回答

血液検査で、FSHが11.45、AMHが1.0と、2つの血液検査がともに卵巣機能の低下を示しています。これを見て、担当医は、治療を急ぐ事と、その典型的な治療法として体外受精をお勧めしたのだと思います。この値ですと、妊娠の可能性はあと1年が目安と考えられますが、現在の状態ならば、1回の排卵での妊娠率はおよそ10%程度、体外受精ならば20%程度と考えられます。ただし、年齢とともにこの妊娠率の目安は低下します。体外受精では、多くの卵子は得られないと思いますので、基本はマイルドな誘発が中心になるでしょう。実際にどの治療法を選ぶかは、ご夫婦の考え方によります。体外受精以外には、体外受精よりも妊娠率は低いですが、排卵誘発、人工授精もありえます。お子様もいらっしゃるので、残っている時間の範囲で、どのような治療法をご希望なのかを伝えて頂ければ、その希望にそう治療法をスケジュール致しますよ。