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院長がお答えします。

No.7400 No.7379 ゆかこ

カテゴリ: 着床障害 反復不成功・難治例

初めまして!現在他院で治療中です。
37歳です。
これまで何度も採卵、移植をしましたが、陽性反応が出たことがありません。
胚盤胞移植で受精卵のグレードも悪くはないとのことでしたが、何度も陰性に終わりました。
年齢のこともあり、受精卵の染色体に問題がないか、PGSを薦められました。
「胚盤胞まで成長すると細胞の一部を抜き取ってもその後の胚の成長に問題がない」と説明を受けたのですが、迷っています。
ただ原因不明の不妊の為、染色体異常に問題がないかを検査したいという思いもあります。

胚盤胞から細胞を抜き取ったことが原因でその後の胎児の成長に影響が出るということはあるのでしょうか?細胞を抜き取って検査をした結果、ダウン症や障害児が生まれたということもあるのでしょうか?

また現在通院しているクリニックではPGSは行っていないため、
検査をしているクリニックに移送して、検査後もう一度現在のクリニックに移送して移植をするか、それとも移植はPGSを行っている病院まで通うことになるのですが、受精卵の移送によるダメージも心配です。

PGSは先生は患者様に積極的に薦めますか?
受精卵を移送してまで検査をすることは先生はお薦めしないですか?

高橋敬一院長からの回答

今回の着床前診断は、現在ではPGTAと言いますが、これで染色体の胚が増えるわけではなく、正常胚数が増えるものではないのです。妊娠する可能性が高くなるわけではありません。異常胚を移植せずに、正常胚を移植するので、妊娠までの時間が短縮される、または妊娠したときの流産率が低下する、という意味があるのです。一方、一部を抜き取るので、多少妊娠率が低下する可能性もあるのです。PGTAの前に、子宮鏡、慢性子宮内膜炎や子宮なフローラの検査などはすでにおこなっているのでしょうか。それらをおこなった上でのPGTAの順番だと思いますよ。