No.751 にゃんこ
お忙しいところ申し訳ありません。
3年前に体外受精により、第1子を授かりました。
現在40歳で、二人目を希望し、治療をしています。
しかし、陽性反応は出るものの、たいのうが確認できなかったり、確認できても成長しなかったりということが続いています。
出産経験があっても、不育症になることはありますか?
また、貴院で不育症の検査はできますか?
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでも不育症の検査や治療はおこなっています。出産経験があっても不育症になることはあり得ます。したがって流産を繰り返す方は不育症の検査を受けても良いと思います。ただし、にゃんこさんは必ずしも不育症とは言えません。現時点では不育症における流産とは、胎嚢が確認された場合のみカウントされ、にゃんこさんの流産数は1回となります、また、年齢が40歳であるので、通常での流産率が30~40%と、一般的な流産率15~20%よりも高くなるのです。さらに一子をもうけているので、不育症の検査で異常が出る確率はおよそ3%以下と推測されます。現時点では、不安感が強いならば、不育症の検査を受けても良いと思いますが、あまり不安感がないならば、早期に妊娠することを目指す方が流産率を低下させる対策とも言えます。