No. 7631

いつもお世話になっております。 先日は遅い時間の電話で失礼いたしました。 9月採卵、10月移植予定でしたが、ホルモン補充で排卵してしまい移植を11月に延期させて頂きました。 ホルモン補充の場合、通常は排卵しない、また排卵した場合は移植をキャンセルすると聞いたことがありますが、実際は排卵による妊娠確率への影響はあるものでしょうか? また次回は自然周期での移植となりましたが、前の病院で過去2回自然周期での移植で着床せず、今後はホルモン補充の方が良いかと考えておりましたが、如何でしょうか?妊娠確率への影響等教えていただけると幸いです。

No.7631 45895

カテゴリ: 凍結胚移植

いつもお世話になっております。
先日は遅い時間の電話で失礼いたしました。

9月採卵、10月移植予定でしたが、ホルモン補充で排卵してしまい移植を11月に延期させて頂きました。
ホルモン補充の場合、通常は排卵しない、また排卵した場合は移植をキャンセルすると聞いたことがありますが、実際は排卵による妊娠確率への影響はあるものでしょうか?
また次回は自然周期での移植となりましたが、前の病院で過去2回自然周期での移植で着床せず、今後はホルモン補充の方が良いかと考えておりましたが、如何でしょうか?妊娠確率への影響等教えていただけると幸いです。

高橋敬一院長からの回答

ホルモン補充周期でも、時々排卵があります。排卵時期がほぼ特定出来るならば移植は可能です。その場合には、妊娠率への影響はないと考えています。ただし、排卵時期が明確ではない場合には、キャンセルした方が良いでしょう。ホルモン補充周期と自然周期での妊娠率の差はあまりありませんが、自然周期の方が妊娠率が良いとする報告も多数あります。したがって、一般的には、排卵周期がしっかりしていれば自然周期で、排卵が不順ならばはホルモン補充周期で、との考えになります。また誘発剤を使用した採卵周期の翌周期には、卵巣がやや疲れているのでホルモン補充周期をおこなっています。当クリニックではまだ胚移植をされていないので、次周期は自然周期で良いと思います。もしホルモン補充周期をご希望ならば、生理5日以内においで頂けますか。