No. 7638

続けての投稿で申し訳ありません。 培養で正常受精卵が1つだった場合、新鮮胚移植するのと凍結胚へまわすのはどちらがいいものなのでしょうか? 胚ばん胞まで成長しない場合もあるため新鮮胚移植をした方がいいものなのでしょうか? 凍結胚がないため、今回だめだった場合は次回も採卵からになると思いますが、仕事をしていることを考えると身体的にも精神的にもなかなか、厳しいものがあり、また金銭的にも負担が大きく、いろいろなことに一喜一憂してしまいます。 また、体外受精周期では沢山の注射や内服薬、座薬などを使用し黄体ホルモンの補充や排卵誘発などを行いましたが、人工受精の場合はなぜ、ここまでの内服や注射での治療は行わないのでしょうか?

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カテゴリ: 凍結胚移植 体外受精・顕微授精

続けての投稿で申し訳ありません。
培養で正常受精卵が1つだった場合、新鮮胚移植するのと凍結胚へまわすのはどちらがいいものなのでしょうか?
胚ばん胞まで成長しない場合もあるため新鮮胚移植をした方がいいものなのでしょうか?
凍結胚がないため、今回だめだった場合は次回も採卵からになると思いますが、仕事をしていることを考えると身体的にも精神的にもなかなか、厳しいものがあり、また金銭的にも負担が大きく、いろいろなことに一喜一憂してしまいます。
また、体外受精周期では沢山の注射や内服薬、座薬などを使用し黄体ホルモンの補充や排卵誘発などを行いましたが、人工受精の場合はなぜ、ここまでの内服や注射での治療は行わないのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

施設によって、移植の方針は多少異なります。今回は初回であり、エストラジオールのホルモン値もあまり高くなかったので、1個であっても、複数の胚があっても新鮮胚移植の予定でした。余剰胚があれば、胚盤胞まで培養を進めます。ただし、すべて凍結胚にする方針もありますし、当クリニックでもそのような事はしばしばあります。ご希望ならば出来ますので、次回直接ご相談頂けますか。人工授精の妊娠率は年齢的には2~3%です。人工授精でも強い排卵誘発も可能ですが、排卵が多くなると多胎妊娠が増えます。また体外受精では採卵時に顆粒膜細胞も吸い出すので、採卵後に黄体ホルモンなどを使用しないと、胚移植しても4~5日ですぐに生理が来てしまいます。したがって、人工授精と体外受精では異なるのです。