No. 7717

はじめまして。 現在31歳で、妊娠を希望しています。 25歳で両方の卵巣(左6cm右3cm)にチョコレート嚢胞が見つかり、去年の7月に摘出手術を受けました。 執刀医からは卵巣だけでなく、子宮や腸への癒着が全体的にあったと言われました。 術後はジエノゲストを服用しておりましたが、妊活のために今年の7月に服用を中止したところ、10月の検診で左の卵巣に2.8cmほどのチョコレート嚢胞らしきものがあると言われてしまいました。 再発の可能性は高いと言われていたものの、想像していたよりも早く再発してしまい、のんびりと妊活をしている時間はないのでは…と不安に駆られてしまいました。 現在通っている病院で排卵やホルモン検査、通水検査等は全て問題無く、排卵日にタイミングを取ってくださいと言われたのですが、再発の事も考えると早めに次のステップへ進んだ方がいいのかと考えてはいるものの、お金の事も考えると思い止まってしまいます。 お忙しい中大変申し訳ありませんが、高橋先生のアドバイスを頂けますと幸いです。 何卒よろしくお願い致します。

No.7717 しまあじ

カテゴリ: 子宮内膜症 治療方針

はじめまして。
現在31歳で、妊娠を希望しています。
25歳で両方の卵巣(左6cm右3cm)にチョコレート嚢胞が見つかり、去年の7月に摘出手術を受けました。
執刀医からは卵巣だけでなく、子宮や腸への癒着が全体的にあったと言われました。
術後はジエノゲストを服用しておりましたが、妊活のために今年の7月に服用を中止したところ、10月の検診で左の卵巣に2.8cmほどのチョコレート嚢胞らしきものがあると言われてしまいました。
再発の可能性は高いと言われていたものの、想像していたよりも早く再発してしまい、のんびりと妊活をしている時間はないのでは…と不安に駆られてしまいました。
現在通っている病院で排卵やホルモン検査、通水検査等は全て問題無く、排卵日にタイミングを取ってくださいと言われたのですが、再発の事も考えると早めに次のステップへ進んだ方がいいのかと考えてはいるものの、お金の事も考えると思い止まってしまいます。
お忙しい中大変申し訳ありませんが、高橋先生のアドバイスを頂けますと幸いです。
何卒よろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

結論から言いますと、体外受精も含めた積極的な治療が必要だと思います。手術時に広い癒着があったようなので、術後も癒着の存在が考えられます。再発もしているようなので今後も進行する可能性が高いでしょう。普通に考えると、タイミング法では多くの期待は出来ません。通水検査では癒着はわかりません。一般不妊治療を考えるならば、子宮卵管造影検査による確認が必要です。また両側のチョコレート嚢腫を手術していますので、アンチミューラリアンホルモンの卵巣機能検査が必要です。卵管が両側とも問題なければ、HMG注射+人工授精まで考える必要があります。卵管に問題ありそうならばすぐに体外受精、というような方針が必要だと思いますよ。