No. 7723

いつも参考にさせていただいています。 海外在住でこちらで治療をしています。 人工授精を3回しましたが、妊娠判定はHCG(mIU/ml) 2.5、1.8、0.12と微増のみで顕微授精への移行を考えています。 顕微授精費が莫大なため、ERA、EMMA、ALICE検査をしてから実施したいと思うのですが、こちらではEMMA検査をしている施設を見つけられずにいます。 子宮内細菌叢に異常がなくてもフラジール内服やインバグの使用はしても良いものでしょうか?その場合は移植までの期間毎月使用しても良いものでしょうか? 検査のために無理にでも日本に一時帰国すべきなのか悩んでいます。 よろしくお願い致します。

No.7723 ox

カテゴリ: 治療方針 体外受精・顕微授精

いつも参考にさせていただいています。
海外在住でこちらで治療をしています。
人工授精を3回しましたが、妊娠判定はHCG(mIU/ml) 2.5、1.8、0.12と微増のみで顕微授精への移行を考えています。
顕微授精費が莫大なため、ERA、EMMA、ALICE検査をしてから実施したいと思うのですが、こちらではEMMA検査をしている施設を見つけられずにいます。
子宮内細菌叢に異常がなくてもフラジール内服やインバグの使用はしても良いものでしょうか?その場合は移植までの期間毎月使用しても良いものでしょうか?
検査のために無理にでも日本に一時帰国すべきなのか悩んでいます。
よろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

体外受精・顕微授精で妊娠しない原因は、70%は胚の染色体異常です。なかなか妊娠しない方の一部に、慢性子宮内膜炎や、それ以外の子宮内細菌叢の異常が関係します。ERA,EMMA,ALICE、などは、妊娠しない原因の残りの30%のまたその一部の検査なのです。したがって今の時点でERAなどをする医学的なメリットはほとんどありません。もしおこなうならば、胚盤胞になった胚の染色体異常の着床前診断をおこなう方が、医学的には正しいですよ。