No.773 30735
高橋先生、たいへんお世話になっております。
体外受精後に、これほどまでの月経周期の乱れ、卵胞がなかなか育たないなどが起こるとは想定外でした。
ヒューナーテストを受けたことがなく、少しでも確率を上げるため、今周期は人工授精を希望しましたが、このような状況で育った卵子は質がよくなく、無謀な人工授精となるのではないかと考えはじめました。
最近、カウフマン療法というものを知りましたが、私のような卵巣年齢が高い場合、この療法をしたほうがよかったのでしょうか。
残された期間が少なく、焦って非常に悩んでいます。今後、どのような治療手順を踏むのが私たちにとって一番よいのでしょうか。
高橋先生のお考えをお聞かせください。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
卵巣機能が低下している場合には、排卵誘発をした体外受精した翌周期には卵巣が疲れて、卵胞の発育が遅くなることは良くあることです。カウフマン療法とは、卵巣機能が低下している方に、卵巣を休ませるための対処方法であり、今回のように疲れている場合には、おこなっても良いと思いますが、今までほとんど不妊治療を受けていなかったので、送れても卵胞が発育するならば人工授精をしても良いと思います。次回の来院時に判断しては如何でしょうか。