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院長がお答えします。

No.7848 はし

カテゴリ: 卵管因子 治療方針

初めまして。28歳。他院で治療を受けているものです。
治療実績→タイミング法3ヶ月。
先日卵管造影検査を行ったところ、卵管采は両側閉管、卵管留水腫の診断を受け、自然妊娠は不可能。今後は体外受精を受けようと思っておりますが、その前に卵管両側全切除の手術から体外受精のステップアップを勧められました。レントゲンの写真を見てみると、水腫が大きく見えているのがわかりますが、卵管を全て取るという事に抵抗があります。卵管の水腫だけを抜いて、卵管采を開いたりといった治療法はないのでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

重症の卵管水腫があると、体外受精の成績も1/2~1/3に低下します。したがって体外受精の前に卵管切除することはあり得ます。一方、腹腔鏡手術で卵管を開口する手術もあり得ますが、卵管がすでに硬くなっている場合には、開口しても役に立つ状態ではなく、術後またすぐにふさがって卵管水腫になってしまう可能性があります。したがってひどい卵管水腫は修復不可応で、切除するしかないのです。保存できるか、切除しかないかは、実際には手術をして直接見てからの判断になりますが、手術前に相談しておく必要はあるでしょう。