No. 7878

はじめまして。 他院で不妊治療中の29歳です。 数年前に子宮内膜症、チョコレート嚢胞が分かり低用量ピルを1年半ほど内服していました。その後、妊活、タイミング療法にて妊娠に至らないため、今年8月に右チョコレート嚢胞核出と癒着剥離を行いました。そういった経過で以下の2つの質問があります。 ①手術後タイミング療法を行っていましたが、左卵巣からの排卵のみで、担当の先生からは右の卵巣はもう排卵しないかもしれないと言われてしまいました。今後、排卵誘発剤の使用によっても右卵巣からの排卵はない可能性が高いのでしょうか? ②今回の生理がくる前に初めて排卵誘発剤(hmg注射)を左の卵胞が育ち出してから使用しました。術後、生理痛が軽くなっていたのですが、今回は術前のようなひどい生理痛があります。hmg+hcg注射を打った影響で生理痛が強くなることはあるのでしょうか。

No.7878 ひよっこ

カテゴリ: 子宮内膜症 手術

はじめまして。
他院で不妊治療中の29歳です。
数年前に子宮内膜症、チョコレート嚢胞が分かり低用量ピルを1年半ほど内服していました。その後、妊活、タイミング療法にて妊娠に至らないため、今年8月に右チョコレート嚢胞核出と癒着剥離を行いました。そういった経過で以下の2つの質問があります。
①手術後タイミング療法を行っていましたが、左卵巣からの排卵のみで、担当の先生からは右の卵巣はもう排卵しないかもしれないと言われてしまいました。今後、排卵誘発剤の使用によっても右卵巣からの排卵はない可能性が高いのでしょうか?

②今回の生理がくる前に初めて排卵誘発剤(hmg注射)を左の卵胞が育ち出してから使用しました。術後、生理痛が軽くなっていたのですが、今回は術前のようなひどい生理痛があります。hmg+hcg注射を打った影響で生理痛が強くなることはあるのでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

手術をおこなっているので、右の卵巣機能は手介していると思われます。したがって、排卵誘発剤を使用すれば右からの排卵はありえますが、やはり左と同じ、ではないと推測されます。HMG注射によって生理痛が今後もひどくなる、とはあまり考えられませんが、ホルモンの上昇により、その周期の生理痛が影響を受ける可能性はあります。しかし、排卵誘発剤を使用した方が妊娠までの期間が短くなる一方、使用しないで妊娠までの期間が長くなると内膜症の再発の可能性が高くなるので、排卵誘発剤を使用する方針は間違いではありません。妊娠を急いでいきましょう。