No. 788

度々の質問ですみません。 今回の採卵で,3個の卵胞のうち2個からは採卵できず仕舞いでした。先生は,空砲なのか,卵が卵胞の壁についていてとれなかったのかわからないとのことでしたが,今後の対策はありますでしょうか? 卵が卵胞の壁からまだ離れていないということ可能性もあるということは,取れなかった卵胞からは採卵のタイミングが少し早かったとのことでしょうか? 卵胞の壁が固い「多ほうのう?」などの原因もあるのでしょうか? 知識がないので,的外れの質問になっておりましたらすみません。 宜しくお願い致します。

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カテゴリ: 治療方針

度々の質問ですみません。
今回の採卵で,3個の卵胞のうち2個からは採卵できず仕舞いでした。先生は,空砲なのか,卵が卵胞の壁についていてとれなかったのかわからないとのことでしたが,今後の対策はありますでしょうか?
卵が卵胞の壁からまだ離れていないということ可能性もあるということは,取れなかった卵胞からは採卵のタイミングが少し早かったとのことでしょうか?
卵胞の壁が固い「多ほうのう?」などの原因もあるのでしょうか?
知識がないので,的外れの質問になっておりましたらすみません。
宜しくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

採卵できなかった卵胞についての原因が明確に分かるものではありませんが、今回も今までも採卵自体はできています。したがって採卵数を増やすためには、排卵誘発剤をしっかり使用して、卵胞数を増やすことが対策にはなります。卵子が卵胞の壁からはがれていない可能性はありますが、その可能性が高いと分かっているものではありません。また、今回はしっかりとタイミングはとれていますので、もしはがれていなかった場合にはそのような成熟が遅れていた質の良くない卵胞であったと考えられます。卵子は同じ質ではありませんし、ばらつくものです。多くの卵子があれば問題にはなりませんが、マイルド法とは卵子数が少なくなるのでこのような事が前面に出やすく、結果的にキャンセル率が高くなるのです。