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院長がお答えします。

No.7921 みほ

カテゴリ: 子宮内膜症 治療方針 体外受精・顕微授精

御クリニックで是非診察を受けたいところですが遠方につき伺うことができず、質問失礼致します。
現在32歳でAMH1.36です。片卵巣に7cmのチョコレート嚢胞があり、痛みなどはありませんが、手術を受けるべきか悩んでおります。タイミングで半年授からず、ステップアップも考えておりますが、チョコレート嚢胞を持ったままの採卵は難しいでしょうか。まずは病巣の摘出手術を受けてから不妊治療のステップアップをすべきか、不妊治療を優先すべきか悩んでおります。先生でしたらどのような手法をとられますでしょうか。

高橋敬一院長からの回答

卵巣機能が低下状態なので無条件での手術はあまりお勧めしません。しかし、癌が疑われるならば手術する必要があります。様々な考え方があり、ご本人の要望により方針は異なります。したがって、選択肢の一つを挙げてみます。7cmは大きいのでそのまま様子を見ることは適当ではありません。7cm側の卵巣からの採卵は難しいです。まずは、MRIでしっかりと検査をして、癌の可能性が低いことを確認します。そして、GnRHアゴニスト(ナファレリールやリュープリンなど)を併用して、チョコレート嚢腫を吸引(+アルコール固定)し、小さくなるのを確認してから、そのままHMG注射で排卵誘発(ウルトラロング法)をおこない、体外受精に移行する。と言う筋書きが一つ考えられます。参考になれば幸いです。