掲示板

院長がお答えします。

No.8064 あ〜ちゃん

カテゴリ: 反復不成功・難治例

初めまして。
現在夫婦共31歳で、不妊治療歴2年の者です。
現在他院で体外受精のステップで治療中です。元々主人の精子があまり良くなく(数、運動率とも)顕微授精をしています。これまで5回目の移植を受けましたが妊娠に至ったことはありません。
1、2回目の移植は初期胚、3、4回目は初期胚2個同時移植、5回目は初期胚、胚盤胞の二段階移植を行い、4回目の時のみ自己リンパ球子宮内移植を同時に受けました。

また、着床に関する検査として、2回目の移植の後に血液凝固関係、自己免疫関係の血液、NK細胞活性の検査を受け、抗核抗体40、NK細胞活性42が少し高めであった以外は大きな問題もありませんでした。NK細胞活性についてはイントラリポス点滴を受け、対応しています。
また、5回目の移植の前には子宮内膜炎検査、フローラの検査を受けましたが、いずれも問題はありませんでした。
ERAはまだ受けては無いのですが、現在の主治医からはERA実施時と実際の移植の時は必ずしも同じ体の状態では無いので検査結果がどこまで役に立つかわからないところもあるという説明も聞いており、費用も高いため見送っている状態です。

ただ、着床検査を受けても今のところ決定的な原因もなく、移植が上手くいかない現状にとても行き詰まり、現在の病院での凍結胚がなくなった段階でセカンドオピニオンも検討した方が良いのか悩んでおります。
他に着床検査として調べておいた方が良い検査などあるのでしょうか。他院のホームページなどを見ていると私が通院している病院ではやっていない検査や移植時の工夫などもお見かけします。この点についてご教示いただければ幸いです。

また、採卵について、私は初採卵が29歳の時でした。当時のAMHが4.63でした。アンタゴニスト法(クロミッド2錠/日×5日間+フォリルモン注射675単位)での採卵で1回目が卵胞16個に対し採卵数4個、2回目がロング法(フォリルモン注射1050単位)で卵胞17個に対し採卵数5個、3回目がアンタゴニスト法(レトロゾール3日間+フォリルモン注射600単位)で卵胞14個に対し採卵数7個という結果でした。いつも空胞が多いことが気になります。採卵で採卵数を増やす方法は何かあるのでしょうか、やはり体質の問題なのでしょうか。採卵数が少なく、採卵の回数も多くなり金銭的に負担が大きいです。併せてご教示いただけませんでしょうか。

大変長くなり、申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

高橋敬一院長からの回答

今の施設は、検査もかなりおこなっているようですので、積極的な施設だと思います。この掲示板で適当なアドバイスは難しいのですが、いくつかのコメントを致します。
1)基本的なことですが、子宮鏡はおこなっていますか。また子宮卵管造影検査で卵管水腫などがない事も確認されていますでしょうか。
2)Th1/Th2の免疫能の検査はしていますか?免疫能が高い場合には、タクロリムスをお勧めします。
3)確かに検査と移植のサイクルが異なり、まだ信頼性に関しては議論がありますが、他に方法がなければERAも選択肢になるのではないでしょか。
これ以外でおこなっている方法は、具体的には期さされていませんが、これ以上に信頼性の高い方法はあまりないと思いますよ。
排卵誘発は、実際におこなっていないのでこれも一般論になりますが、もう少し強めの排卵誘発をおこなっても良いかもしれません。ただし、これは実際に診察されている医師の判断によりますので、津憶説ご相談なさった方が良いでしょう。