No. 8073

初めまして! 36歳です。先生の病院では着床前診断はやっていますか? 35歳を過ぎると、半分以上は染色体異常の胚と聞いたことがあるのですが、胚盤胞まで育った胚でも本当に半分以上も染色体異常の胚なのでしょうか? 胚盤胞まで育つ胚は受精卵の三分の一程と聞いたことがあります。 例えば10個受精して3個胚盤胞まで育ったとしても、その中でも1つしか正常胚はないということでしょうか?

No.8073 No.8026 アンナ

カテゴリ: 着床前診断・遺伝

初めまして!

36歳です。先生の病院では着床前診断はやっていますか?
35歳を過ぎると、半分以上は染色体異常の胚と聞いたことがあるのですが、胚盤胞まで育った胚でも本当に半分以上も染色体異常の胚なのでしょうか?
胚盤胞まで育つ胚は受精卵の三分の一程と聞いたことがあります。
例えば10個受精して3個胚盤胞まで育ったとしても、その中でも1つしか正常胚はないということでしょうか?

高橋敬一院長からの回答

着床前診断は、現在まだ正式には日本では認められていませんが、学会主導で試験的な検討がもうすぐ始まる予定です。当クリニックも準備中です。胚盤胞に成長するのは年齢によりますが、ざっくり受精卵の約半数です。36歳ですと50~60%程度が期待できます。また、年齢により胚盤胞でも染色体異常は増えます。36歳ですと、約半数弱が染色体異常だとの考えられます。報告により数字は異なりますが、挙げられている数字はやや悲観的な数字だと思いますよ。