No.8103 いく
はじめまして。
先日凍結胚盤胞移植を行いました。4bb→5bb(AHAあり)内膜7.7mm
今回で4回目ですが、毎回移植時は痛みを伴います(が、我慢できる程度でした)。主治医いわく、子宮の入り口の角度が強いとのことで前日にラミ入れ行っています。
今回は悶絶するほど痛く、何度も器具やチューブを入れ直し、子宮の入り口?を器具でひっぱる行為もありました。最終的に局所麻酔を使用し、なんとか終えたという感じです。時間もかかり、はじめてのことで不安で一杯です。
主治医からも子宮を刺激することは着床の妨げになる要因のひとつだと処置後に説明がありました。
もうダメだと言われているような気分で辛いです。
胚移植は痛みを伴わない処置だとされていることが多く、さらに心配です。
・子宮を刺激することはやはり着床の妨げになりますか?
・胚移植で痛みを伴う、チューブが入りにくい例はどのような対応策がありますか?
医師の手技も関係があるのでしょうか?
現在判定待ちですが、同じような思いを今後もしたくなく相談させて頂きました。宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
実際に診察していないので、一般論になります。確かに胚移植の時には痛みがない方が良いとされます。しかし当クリニックでも、2,000の胚移植の中で、5例ほどは入りにくく子宮を引き寄せながら胚移植する事はあります。しかし、ラミナリアを前日に入れることや局所麻酔の経験はありません。当クリニックでは子宮鏡や子宮卵管造影検査をおこなえているので、それより細い胚移植カテーテルは入る計算になります。対策としては、前日に毎回ラミナリアを入れるならば、前もって、手術として麻酔をして、子宮頚管部をしっかりと開大しておく方法があります。また、もし強い前屈ならば、尿を膀胱にためることで、傾きはマイルドになると思います。毎回同じように痛みが強いならば、手術を考えるのもよいかもしれませんね。