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院長がお答えします。

No.8107 ふゆ

カテゴリ: 反復不成功・難治例 体外受精・顕微授精

他院で治療中の32歳です。
3年前 自然妊娠で初期流産
人工授精7回 陰性
体外受精3回 陰性(初期胚1回、胚盤胞2回)
詳しい説明はないですが、胚は良好と言われています。

2回目の陰性後ERA EMMA ALICEを行った結果、乳酸菌の値が90%に若干届かないことくらいで他に問題なし。膣剤を使用した上で3回目の移植を行うも上手くいかずでした。膣剤は8日間服用でしたが、残り1つを前に予想よりも早く生理になりました。生理により膣剤の効果が得られなかったということは考えられますか?また次回に向けて、再度処方してもらうべきでしょうか?

また、胚盤胞が残り2つあり、4回目の移植を前に、TH1/TH2の検査をすることになりました。再度採卵となると経済的にも厳しく残りの受精卵を無駄にしたくないため、検査をやって対処できることがあるならばと採血しましたが、もっと早く検査して欲しかったという気持ちもあります。検査はキリがなく、あとはTH1/TH2くらいと聞いているのですが、やっておいても良い検査は他にないのでしょうか?子宮鏡検査はしたことがないのですが、尋ねてみた方が良いでしょうか?

外からは分からない卵の質など、原因がはっきりしないことも多いということも理解しなければいけませんが…

お忙しい中、他院の患者が質問して大変申し訳ないのですが、可能であれば、何卒よろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

具体的には分からないので一般論になります。乳酸菌が90%に若干届かない程度はあまり問題にならないと思います。乳酸菌が不妊に関係するかどうかは、まだ確定しているものではありませんし、90%に確実性はまだ明確ではないのです。当クリニックでは80%を目安にしています。この件についての明確な答えはまだないので、膣剤にあまりこだわる必要はありませんが、使用しておいた方が安心かもしれません。Th1/Th2と子宮鏡は受けておいた方が良いでしょう。本来は、妊娠しない最も大きな原因は胚そのものの質や染色体異常です。今後残されている検査としては、胚の染色体の着床前診断になります。実際には自然妊娠をしていますので、原点に返って、子宮卵管造影検査、性交渉を毎日のように持つ、ビタミンDの検査と補充、HMG注射+AIHなども併せておこなっても良いのですね。