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院長がお答えします。

No.8499 はな

カテゴリ: 治療方針 卵管造影検査 人工授精 その他

左卵巣にチョコレート嚢腫約4㎝があり、早期妊娠に向けて体外受精希望の者です。
子宮鏡検査、及び卵管造影検査を行う際、子宮口が見つからず、検査器具が入らないとの事で中止になりました。
検査すら受けれない事に大変ショックを受けています。
半年前に子宮頸がんの治療(PDT)を受けたのですが、それ以前に子宮体がんの検査を受けた時は問題なく検査できました。
生理は来ております。
今後不妊治療をしていく為には、頸管拡張術は避けて通れないでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが、先生のご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

PDTや円錐切除で、子宮口が見えにくくなる事は時々あります。当クリニックでも先日、円錐切除後で、他施設で子宮口が分からないという方がいらっしゃいました。この方には、当クリニックで子宮口を見つけて1回目の人工授精で妊娠されて、3ヶ月ほどで卒業されました。その方の子宮口の見つけ方は、生理中に診察をすることで、月経血が出ている場所がわかり、それで子宮口が認識できるのです。このような場合には、子宮口は本当に針の穴のようです。もし卵管造影検査や子宮鏡をおこなおうとする場合には、頚管拡張術は必要でしょう。しかし、とりあえず人工授精ならば、拡張しないでも可能だと思います。したがって、子宮口を見つけて、人工授精を数回おこなって妊娠しない場合に、それから頚管拡張術を麻酔をかけておこなう、と言う方針もあり得ると思います。