No.86 26602
いつもお世話になっております。
先日2回目の凍結胚盤胞移植をしましたが、今回もおそらく残念な結果だとのことでした。
毎回HCG値が低く、妊娠継続しないのですが、この主な原因は何だと思われますか。また改善するために努力できることはありますでしょうか。
次回は生理が来て5日目に来てくださいとのことでしたが、連続して3周期しても特に問題なく大丈夫でしょうか。もし、1周期休んだ方が妊娠する確率が高くなるかもしれないのであれば、考えようと思うのですが。
最後に、凍結胚盤胞移植をするのに、ホルモン補充療法と自然周期での移植とでは、私の場合どちらの方が少しでも妊娠する確率は高いと思われますか。またそれぞれのメリットデメリットを教えていただきたいです。
いくつか質問させていただきましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠反応が出るのですが、HCGが低く、妊娠しないことは非常に残念です。原因は胚の状態(染色体異常など)が最も考えられますが、原因を断定することは困難です。現時点では体調を整えておいていただければ結構ですよ。もし積極的な検査をご希望ならば、習慣流産の検査をおこなうことは可能です。初期の流産なので、連続して胚移植しても良いと判断していますが、気にかかるならば、1周期あけても良いと思います。ホルモン補充と自然周期での胚移植でどちらがよいかは結論は出ていません。各施設・医師により考え方は異なっています。当クリニックでは、生理が不順な場合にはホルモン補充を用いております。排卵が順調で内膜が十分厚い場合には自然周期でも良いと思います。現時点では妊娠反応は出ているので、ホルモン補充周期でも良いと思いますが、もしご不安ならば自壊し前周期を試してみることも可能だと思いますよ。ホルモン補充周期をご希望ならば月経4~5日目に、自然周期をご希望ならば月経2週間目頃に来ていただけますか。